ぼくはおふろでねていたらしい、からだがまっかかにほってている。
どうしよう?おかあさんにおこられる・・
しかしぼくはそれよりもじぶんのからだからたちこめるとんこつらーめんみたいなにおいのほうがきになった。
よくみればぼくのからだはほねににくがすこしずつこびりついている、まるでやきざかなをへたにつっついたみたいになっていた。
どたばたどたばた・・
おかあさんはねていたらしい、「あ~あ」となごりおしそうにつぶやいている。
そしておかあさんは「せめておとうさんがかえっていたならわたしのかわりにきづいてちゃーしゅーにしていたのになぁ・・」といった。
けれどぼくのにおいをかぐなり、「これはこれでいいだしがとれるじゃない!」とさけんでぼくをおふろにしずめた。
ぐるぐるぐるぐる・・
かきまぜられる・・・
ぐるぐるぐるぐる・・
おかあさん・・おかあさん・・
こうしてぼくはせかいでいちばんおいしいらーめんになりました・・
怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん
作者怖話