短編1
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雛祭り

私が20歳の時の雛祭りに体験した不思議な話です。

毎年恒例の雛祭りがやってきて、茶の間に雛壇を飾りました。

私の家の雛壇は、お雛様と、お内裏様の2体しかいない小さなものでした。

それでも小さい時に両親に買ってもらった大切な物だったので、毎年毎年飾ってきました。

夜中の1時位だったでしょうか、母と茶の間で二人で会話をしていると、私達以外にも、かすかですが声が聞こえたのです。

どこから聞こえてるんだろう?と、声の聞こえる所を母と一緒に探しました。

すると、明らかに雛壇から声が聞こえるのです。

何を話しているのかわからない位の小さな声なのですが、確かに会話をしているのです。

さすがにビックリしましたが、その時は怖いという気持ちは全くありませんでした。

小さな頃から私の成長を毎年見守ってきてくれたお雛様とお内裏様。

人形も長年経つと魂を宿すのかなと思いました。

今では私も結婚し、子供を持ち、新しい雛壇を購入しました。

私を見守ってきてくれたお雛様は、新たなお雛様にバトンタッチし子供の成長を見守ってくれることでしょう。

以上、私の不思議な体験でした。

あまり大した盛り上がりも無かったと思いますが、最後まで読んでいただきありがとうございました。

怖い話投稿:ホラーテラー まーちゃんさん  

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