昔、金持ちの友人の家で、バイトしてた時の話しです。
友人の家は結構な地主で、広大な庭に木々を植えて、造園業?の様な事をしていたり、
庭以外にも、周辺の土地を貸したりしているようでした。
バイトの内容と言えば、木々の手入れが主な作業で、
その日は庭での作業ではなく、近所の印刷会社の庭にある、ヒマラヤ杉の手入れでした。
木は道路側に、4本並んでいて、
素人目で見ると、手入れの必要ないのでは、と思う程整っていました。
疑問に思い、友人に
「この木切る必要あるの?」
と聞くと
友「ん~ 親父に今日はここやれって言われたから、適当に頼むよ、ゆっくりでいいから、終わったら呼んで」
そう言って立ち去ろうとしたので、慌てて
「えっ ちょっ 俺独りでやるの?お前は?」
友「あ~ 俺今日は違う仕事あるから、頼んだよ」
何時もは二人で喋りながら、適当にやっていたのに、この日は独りで作業する事になり、不安と微かな疑問を感じた。
続きますm(_ _)m
怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん
作者怖話