続き…
「アキラ。見たか?」
「ああ」
頷くアキラ君。デジタル時計は00:00。
「……兄さん。俺らに最期のお別れしてくれたんかな」
「そう……やな」
二人はオイオイと声を上げて泣いたそうです。
周りの仲間がなんだなんだと起きあがる中、恥も外面も投げ捨ててただ涙が枯れんばかりに泣き続けたそうです。
今でも思い出す。アキラ君はそう言って笑いました。
最期のお別れが桜でなんて兄さんらしいなとも言っていました。
長々とありがとう御座いました。
これは有るサイトで見つけた投稿の話です。
初めて見つけたのが三年から四年前ですが、先日この話を夢で見まして…何かあるのかな?と思い作品を探してコピペで投稿しました。
作者の方がお元気で居る事を心から祈ります。
怖い話投稿:ホラーテラー 胡蝶さん
作者怖話