短編1
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個人的恐怖体験話

昔の話です

よかったら読んでやってください

僕が中1の頃の出来事です。

九つ下の弟がいました。その時には四歳ぐらいですね。

弟が産まれた当時、僕はクラスの中でハッキリと公認されるほどにトロく、何に対しても意欲を示さない児童でした。

そして弟が家にやってきて、一緒に暮らすようになります。両親や周りからお兄ちゃんと呼ばれはしたものの、それほど意識してはいませんでした。

それでも日々成長し、動き出し、親の目が届かない時には僕が御守りをするうちに僕自信、責任感のようなものを覚え、

おぼろげだった自我の成長が促された気がします。

弟によって、共に、僕も成長させてもらっていたのです。

そして弟がすっかり男の子な元気っぷりを発し、少々生意気さも出てきた頃。

それは台風がやって来た夜のことです。

昼から強くなり始めた風は暗くなって激しくなり、その唸るような風音にげんなりしながら床についていました。

なかなか寝付けずにいると、母が僕の部屋の戸を開け(引き戸です)今からビニルハウスが飛ばされないように見に行くとのこと。

家は農家で、台風がくるたび悩まされているのです。

母は僕に、母のベッドに行って弟が寂しがってグズらないように一緒に寝ててやれと言って、父と共に出掛けていきました。

そして僕は弟が一人残された両親の寝室へと向かったのです。

すいません。続きます。

怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん  

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