初めて投稿させていただきます。
怖いというか未だに自分の中で不思議に思っている出来事です。
中学校3年生の冬。卒業式も間近に迫った頃、初めて金縛りにあいました。
朝に弱い自分は寒さと眠気に負け、学校をサボって一階のばあちゃんの部屋で寝ていました。
気持ち良く寝ていたところ、掛けている布団をだれか軽く叩くような音で起きました。『ガサッガサッ』みたいな感じで。
自分は(ばあちゃんでも見にきて布団直してんのかな?)と思っていたんですが、あまりにも長いのでばあちゃんと呼ぼうとしましたが声が出ません。
初めての出来事だったのでもう頭の中はパニック状態。体はなにかで縛られてるかのように動かず。
首から上は動いたので辺りを見渡しましたがなにも見えませんでしたし、存在も感じませんでした。しかし足元の方が見えず、なにかいるかもしれないという恐怖に陥りました。
人は恐怖にたたされるとお経に頼るものだとこのとき思いました。詳しくはないものの(南無阿弥陀仏)と心の中で繰り返していると、気づけば金縛りから解け、体は汗びっしょりに。
とても夢だとは思えず(夢にしては自分が金縛り中に見ていた部屋がリアルだったので)すぐさま、ばあちゃんがいる食卓に走りこむのですが、この際玄関を横切らなければなりません。部屋と食卓の間に玄関があると思って下さい。
すみません続きます。
怖い話投稿:ホラーテラー 朝日豚さん
作者怖話