短編2
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スーパーボール

はじめまして。

現在、薬品に関する技術伴うデータ分析に勤務しているものです。

それまではといいますと、夜の業界SHOT BERに長年務めていました。

薬品職業の勤務について、二年半がたった2月の真冬の時期に経験いたしました事を書き記しいたそうと思います。

これは自分が入社して勤務に慣れはじめた時期の真冬の事、通常勤務を終えて、マンションに戻る際の事です。

帰る途中、コンビニに寄り弁当を買いに中へ入ると三年ぶりでしょうか…ある友人と出くわし、立ち話をある程度したところで自分のマンションで飲む事になりました。

彼は徒歩だった為、自分が車で送り迎えといった事で話が進んだのですが…

それから自分のマンションにつき、昔話を重ね酒を飲んでいました。

彼は高校の同級生でもあり、昔夜の業界でも何度か顔を合わせる事がありまして。

自分はBERですが、彼はスナック経営しているものですから、所々の酒屋でバッタリというのが何回かありました。

話も絶えずふと時計を見ますと明け方4時過ぎ…

どちらかというと彼の方から先に寝てしまい、自分も仕事が休みという事もあり、会社の書類に目を通しながら、いつの間にかソファーで寝てしまっていました。

朝11時頃でしょうか…

彼はすでに起きてタバコをふかしていました。

自分も起き昼飯をファミレスですませ、彼を自宅に送ろうとしたその時、彼が『悪いけど、少しうちの店に寄ってくれないか?』と言うので、彼に道を任せ店についたかと思うと走って店の中へ…

自分も車を降り、店の中へはいると、中はクモノスがはり、割れたグラスで散らばりめちゃくちゃな状態でした。

自分が『これ、どういうこと?』と聞くと、彼の後ろから小学一、二年ぐらいの女の子がひょっこり顔をだし、スーパーボールを投げつけてきた。

ふとそのスーパーボールを見て見ると、体全身が一瞬にして鳥肌がたったのです。

なぜなら、そのスーパーボールは自分が東京に出てきて最初に働いていた店で、お客さんの娘さんにあげた物だったのだ。

赤いラメの入ったスーパーボールの中に黄色いウサギが入っている一風変わったボール。

彼が『そのボールあげるよ』と言った瞬間、女の子が形相を変え『持っていけ!!』と睨みながらこっちへ走っきたのだ。

自分は訳がわからず店を飛び出し自分のマンションへと引き返した。

そのお客さんと女の子一家は数年前、多額な借金があるのはもちろん、多店につけがあり自殺との連絡があったのは、自分が店を辞めた後の事でした。

それから、彼に連絡を何度とするのですが全く繋がりません。

なぜあの時、店に寄ったのか。なぜあの時、あんな言葉を自分に言ったのかどうしても理解できません。

長文申し訳ありませんでした。

怖い話投稿:ホラーテラー 如月さん  

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