短編2
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彼女の実家にて…

つい先日で、付き合ってから3ヶ月目の彼女から唐突に実家に遊びに行かない?と誘われあまり、乗り気じゃなかったんだけど彼女の実家にお邪魔することになりました。

彼女の実家は、僕が想像していたよりも田舎にあり東北のとある有名な湖と山の近くにありました。

彼女の実家は結構旧くながらも立派であり、東京では目に入れられないような家でした。彼女の実家へ着いた時に、これから両親に会う気まずい緊張感をずっと持っていたんですが庭先に入ってからというもの何故だか緊張感とは別になんだか?気持ち悪さに襲われ、そん時は結構長い距離新幹線やらタクシーやらを乗ってきたから疲れがどっと来てるんだろうと思いました

それから、ご両親と祖父母に挨拶&気まずい面会タイムをして(方言でよくわからなかった)、家の中を案内してもらってたら仏間って言うんですか?なんか仏壇のためだけにあるような部屋があり、そこの仏壇の中央に古い壊れかけた人形があり(両手両足がなく両の目の所になんかバツを刻み込んだ)何なんだ?気味が悪いと思い、彼女に聞いたら、生まれる前からあるとのことだけで別にみたいな感じでした

だけど、僕はこの家に来てからの気持ち悪さが仏間に入ってから半端なく気持ち悪くなり、ついには嘔吐してしまい客間で寝かしてもらう事になりました

ふと目が覚めると、隣に彼女が寝てて、携帯で時間を確認したらもう深夜2時過ぎでした。うわー彼女の実家に来てゲロ吐いて寝てなんて何してんだろと思いながらまた、うとうとしてたら布団の上で何かゴロゴロ、グリグリしてるんですよ。何だ、犬でも飼ってんのかと思い顔上げ見たら、、

仏間の人形が首をグリグリと僕の布団の上で勝手に動いているんですよ、悲鳴を上げて布団をひっくり返し、彼女を起こそうとしたら、彼女が目を白黒させながら首を左右にバタバタと交互させながら「かえら、かえら」 といつもの声と違う声でのたうちながら言ってるんですよ

僕は、悲鳴を上げるしか出来なくて 彼女はバタバタ変な事言ってるし、人形はひっくり返した布団の中から這いずるように出て来てもうなにがなにやらわからなくなり、ご両親が来てくれるまで悲鳴しか言えず、彼女の父親が肩をしっかりと掴んでくれてやっと正気に戻れ、彼女方を見たら人形が彼女顔の横にありバツが刻み込んである目の所が薄く開きこちらを見ていました

彼女の母が、人形をタオルで包んで(赤ち

怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん  

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