中編3
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おじさんの声

初めての投稿です

これは当時私が高校二年の頃に体験した話です

当時私たちは週末、友達の家に宿泊することが日課だった

この日はAの家で宿泊をすることにし、A(男友達)B(女友達)(彼女)の四人で居ました

この日もいつものように暑く

いつものように他愛もない時間が過ぎると思っていました

彼女「最近携帯がおかしいの」

いつもと様子が違う彼女

自分「なんかあったの?」

そう言うと

彼女は重い口を開く

彼女「知らない番号から電話がきて、ずっと唸ってるさ。ずっとううぅぅって」

A「ありえんだろ(笑)絶対間違い電話」

B「怖いからやめてよ~」

自分もAと同じように信じたくなかった。

ですが彼女がこんなシュールな冗談を言うはずがない。

色々頭の中で格闘していたら

彼女「しかも全部違うの番号が」

みんな唖然とし、脳が回りきれてない中彼女が続ける

彼女「しかも自分の携帯、知らないおじさんが出るの」

もう耐えきれない

自分「待って待って!それどういう意味?」

そしたらこんなエピソードを話してくれました

彼女が学校帰りに携帯をいじっていると、お母さんが電話がきて

お母さん「さっきの男の人誰なの!?」

とても激怒しているお母さんに驚いたそうです

彼女も男と会ってたわけでもなく

ずっと自分が携帯を持っていたと言う

しかもお母さんの一回目の電話がない

家に帰りお母さんと話をして、やっぱり理不尽に怒られたらしい

お母さん「誰なのあれは!ずっと唸ってたよ!」

????!!!!

自分「お前それヤバいぢゃん」

♪♪♪♪♪♪

誰かの携帯がなった

彼女のだ

電話をとる彼女

彼女「もしもし」

ずっと無言だった

A「にしてもタイミングよ!」

Bはそんな私たちを尻目に携帯をいじっていた

♪♪♪♪♪♪♪

また鳴った

またしても彼女電話だ

番号を見るとBさんと書かれている

全員「はっ?」

明らかにおかしい

とることもできずに、ただひたすら電話が止むのを待った

あの20秒足らずが永遠と感じた

電話が止み、確認をした

彼女の携帯にはBの着信があるのに対して、Bの携帯には彼女への発信がない

A「ほんとやめて。ここ俺んちだよ。俺この話で何も出てきてないぢゃん!」

Bの冗談も耳に入ってこないほどびびってた

彼女は泣き崩れていて

Bも泣きそうでした

険悪なムードに自分も泣きそうでした

♪♪♪♪♪♪♪

彼女の携帯だ

勘弁して欲しかった

彼女は過呼吸を起こしそうなくらい泣いていて

Bも泣いてました

自分「俺がとるよ」

携帯をとり

画面を見ると

Bさん

ヤバいヤバいヤバい

心の中で自然に言ってました

不思議という言葉をとっくに通り越して不自然と言った方が近いかも

携帯を投げたい気持ちを押し殺し

電話をとると

電話越し「…………」

無言だ

内心少し安心した

すると急に

電話越し「ううぅぅううぅぅううぅぅううぅぅ」

自分の気持ちを蹴散らすように続けた

次はちゃんとした日本語で

「おじさんぢゃないよ」

全身に鳥肌が立ち、嘔吐すらしそうでした

自分は聞き間違いかと思いましたが、それを確認する間もなく、電話は切れました

全員「どうだった?」

Aも泣きそうな声だった

自分が間違い電話という嘘をついたのは言うまでもない

怖い話投稿:ホラーテラー 匿名希望中さん  

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