こんにちは
これは僕が幼い頃の話
歳は4〜5歳だと思う
その頃、外で遊ぶのが好きだった。
飼っていた犬とじゃれたり、走ったり、ぼっこ(棒)を振り回していた。
ある晴れた日、家の周りで鎌を見つけた。
母がいつも草刈りに使っている。
歯こぼれしている上、錆びている。
母には、「危ないから」とあまり触らないように言われていた。
そろそろぼっこに飽きた頃、鎌を振り回して遊ぶようになった。
『○○レンジャー』に憧れていた僕は、ヒーロー気取りで振り回していた。
ある日
いつも通り、鎌で遊んでいた。
草刈りもしていた。
母は、洗濯物を外に干していた。
疲れたので、家に入ろうと鎌を置いた時、気づいた。
手が真っ赤だった。
血が塗られたように真っ赤。
泣き虫だった僕は、痛いことがあるとすぐ泣いていた。しかし今回は泣いていない。痛みもない。
母に見せると、驚いた様子もなく「洗って来なさい」と微笑みながら言った。
この前も後も記憶がない
何故、手が真っ赤なのか
何故、母は笑っていたのか
わからない
母に聞いても「覚えてない」と言う。
今から十数年前の話
記憶を戻す方法があったら教えて欲しい。
僕にとっては不思議だが、皆さんからしたら意味不でしょう
つまらない話失礼しました
怖い話投稿:ホラーテラー じゃしんさん
作者怖話