中編3
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原発並み

巣くうものシリーズ第4作目、コピペです。

今回は今までの物に比べると短めです。

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スレ208で、井戸の底のミニハウスと学生時代 の女友達Bに住み着いてるモノの話を書いたものです。

・「みえるひと」な女友達Aの言では、Bの身体 を出入りしている何か普通の霊と違うものがいる(寄生虫?居候? みたいな状態らしい)。

・B本人は気づいてないが、霊的なものは大抵それを避けるから、Bは心霊体験できない。

・とりあえず当時のAが知る限り、ソレはBを守っていた。

・でもAが感じる気配では、とても善意の守護ではない。っていうか悪い感じらしい。

・強力な霊とBのナニかが戦うときにはB当人は 爆睡するっぽい←Aの推測

ここまでは前のスレで書きました。それを前提として、当時、女友達Bの元彼氏(Eとします)に聞いた小話を思い出して投下。

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Eは一度、Bを実家に連れて行ったそうです。

そしたら、今までの歴代彼女には親切で礼儀正しかったE姉が、 Bに対しては非常に失礼だったそうな。

無茶な因縁をつけて頭からお茶をかけたり、口 汚く罵ったり、 失礼というよりイジメのレベル。

とにかく酷くイライラした感じで、ついにEは 姉を台所へ呼び、 Bを部屋へ残して、E母とEとで責めたんだそうだ。

そしたらE姉の言い分が、

「裏のお墓の仏様が、みんなして狂ったように暴れて怖がってる! あんな女が家の中に居るだけで私だって嫌だ!!」

と、こうだったそうだ。

EもE母も呆れて相手にせず、あまりにE姉が言い張るので近い内に心療内科へ連れて行こうかと考えつつEは話を切り上げてBのところへ戻った。

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そしたら、なんと、Bは座布団枕に寝てたんだと。

幾ら起こしても起きないBにもE母は呆れ返り、 しかもE姉は追い出せ追い出せとうるさいの で、とりあえずEに告げてBを連れ出させ、帰らせた。

ここまでなら単なる女同士のイビリなんだが、 その後があった。

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……E姉が言った通り、E家の裏には広めの墓地 (その向こうに寺も)があり、 EがBを車に乗せて走り去った次の日、その墓地で大騒ぎがあったそうだ。 一夜にして倒れた墓石、数十個。

真っ二つになったのやらヒビが入ったのやら、 削り取られたように表面の文字が消されてたものまであり、幾つもの墓石が偉いことに なっていたとか。

その後、Eが実家付近の噂をE母から聞いたところでは、 何でも幾つかの家が何度墓を直しても倒れる。

一軒の家が霊能者を頼んだところ、

「ダメですね。何度お墓を直しても、もうご先 祖様を呼び戻して安らかに眠らせることは出来ません。……お気の毒ですが、今後の埋葬には別の場所を探された方が良いかもしれません」

と言われたとか。

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……Bの「ソレ」と墓地の仏様がモメたんだろう か。

ってか、E姉はみえるひとだったのか。

「ソレ」ともめていなくなっちゃった仏様はど こにいったんだろう?と その話を聞いた後でAに尋ねてみたら、

「考えたくないから。てか、凄い気の毒だよね。マイホームで寛いでたらお隣に原発が移動してきたみたいな状態だったと思うよ、その人たちにしたら」

……確かに考えたくない事態だな、と思いました。

………………………………………

後になりましたが、本来この話は3つ目に書き込まれた物です。

しかし、前回の「印」でも書いたように、時系列を考えて投稿するのを後にしました。

次の話は「指輪」、再びEが関係します。

最後まで読んでくださり有り難うございました。

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