短編1
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カッパ

毎朝、ジョギングするのが日課だったんです。

先週までは・・・

家を出て、公園まで走り、公園内を一周して帰るのが日課だったんですよ。

途中でベンチに座り、

休んでいると向かいの

ベンチに人が座っているのです。雨カッパを頭から下まで着て。

フードを頭からほっかむりしてて顔は見えない。

でかい公園なんで、

「ホームレスの人だろう」

私は靴ひもを直し、顔を 上げたんですが、目の前 に居たカッパの男が居ません。血の気が引きました。私の隣に座っているじゃないですか。何やらブツブツ喋りながら。時間にして

5秒位ですよ。走って来たって音がするし、どう考えてもおかしい。

私はすぐその場を走りさったんです。

ふと気になって後ろを確かめたんです・・

既にカッパの男は居ない。背筋に寒感が走り前を向いたんです。

足が止まりました・・・

止まったと言うより氷付いたって感じ。

カッパの男の背中が・・・目の前を歩いているんですよ・・歩いて・・。

パニックになり、一目散で走りどう走ったか覚えてないけど、とにかく公園から出る事が出来たんです。

公園内を見るとカッパの男がこちらを向いて立っている。顔が見えました・・。まるで、『ハニワ』そのものの顔でした。

何やらブツブツ囁いてて・・・

怖い話投稿:ホラーテラー 男塾さん  

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