長編10
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怨念ー罰

初めての投稿なので、誤字、脱字があるかもしれません。ご了承願います。

あれは四年前の出来事。

当時18才になり、周りのみんなも車の免許を取りだし、夜はあてもなく僕と友達3人でドライブをよくしていました。

段々と目的がないことに飽きてきて、ある友達が「心霊スポット巡りでもすっか」と言い出し、僕と他の2人もそっち系は興味があったので、みんな賛成でその日から夜にドライブといえば、心霊スポット巡りに変わりました。

廃病院、廃ホテル、山奥の廃小学校、人柱トンネルなどなど、行けるところであればほとんどの心霊スポットを廻ったと思います。

だけど残念ながら僕と他の3人とも霊感が一切なく、どこのスポットに行こうが心霊現象がおこることはありませんでした。

巷で少し有名になり始めた、一家心中があった家に行ったとき……今考えればものすごく後悔しています。

その日は雨が少し降っている夜でした。

噂の廃家に着いた時間はちょうど丑三つ時の午前2時過ぎ。

外観からして明らかにやばそうな雰囲気がでています。

家の窓やドアなどは全てベニア板みたいなので打ち付けていて、中は完璧に隔離状態になっていました。

さすがにこれは入れないだろうと思い、とりあえず家の回りを一周してみようって事になり、薄暗い中携帯のライトを頼りに歩き出しました。

やはりどこをどう見ても入れそうな場所は見つからず、さすがに無理かな〜って思ってた矢先に、なんと友達が裏の戸口のベニアに蹴りを入れて壊し始めたではないですか!

木は軽く腐り始めていて、結構簡単に壊れてしまいました。(こいつ絶対呪われる)って思いましたね。

壊してる時の音はかなり大きい音がでたのですが、幸い近くに民家などがなく、大きい騒ぎにはなりませんでした。

ドアに一人分が通れるくらいの穴ができた時、怖いもの知らずの友達1人は迷わず真っ暗な家の中に入っていき、僕と他の2人の友達も渋々入ることに…。

中に入ってみると窓やドアなど全て板で打ち付けられてる為、月の明かりが一切入ってないので目を閉じてるような真っ暗さでした。

携帯のライトで周辺を照らしたとき、思わぬ光景に目を疑いました。

居間らしき所の丸いテーブルに茶碗や皿がこれから食事を始めるかのように綺麗に三人分並ばれていました。

廃家なのにこれはなんかやばいだろうと思って、風呂場やキッチン一階は大体探索し終わり、友達は二階に行ってみようと言い出し階段の方へ…。

階段の目の前にちょうど玄関があり、ドアをライトで照らしたところ……

ドア一面の大きさのお札みたいなもの……。

これを目の当たりにした僕らはさすがに唖然…。だが怖いもの知らずの友達は少し動揺したものの二階へ向かう…。

しかたなく僕らもついて行くことに。

階段は人がすれ違う幅は一切なく、一人ずつ上がっていくことに。

先頭に上がった友達が二階に着いた時

「はっ!」

少し驚いた声を上げ、僕らはビクリ…。

「どした?」

と聞いても、

「やばいわ…ちょっと早くきてみ!」

みんな二階に着き辺りを見てみたら壁や床全体に血のシミのようなものが…。

その多さもハンパなく、まるで赤いペンキをぶちまけたような赤い部屋…。

その壁にまるで子供が落書きで書いたような、人の顔の絵…。

友達はそれをライトで照らした時に驚いて声をあげたと。

さすがに真っ暗な家でライトを照らした所にこの顔の絵を見つける第一発見者が僕だったら気絶するかも…。

一番インパクトがあったのは絵の顔の目の黒目がないこと…、あとすごかったのがその絵をまるで円のように丸く囲んだ無数のお札………。

みんな少しその絵から目が離せなくなり無言の時間が…。

とその時に友達が

「ここは、冗談抜きでやばいだろ!そろそろ雨足も強くなってきたから帰るべ!」

その言葉に僕は大賛成だと思いましたね。

ゆっくり階段を下り戸口の方まで向かった時に………

…なにかあってもおかしくないシチュエーションなのに、僕達は霊感がなかった為、特に心霊現象は起こらず無事に帰宅できました。(期待された方すいません)

だが問題はここからなのです…。

家に着いたのは朝の4時前くらいだったと思います。

僕は疲れていて、その日はすぐ寝ようと思ったのですが、雨で多少濡れたので軽くシャワーを入ってから布団に潜り込みました。

その日はたまたま窓のレースは閉じていたのですが、カーテンはしまっておらず、月明かりが入ってきていて目が慣れたら部屋が見渡せるくらいの明かりでした。

目をつぶり、うっすら寝そうなときになにかが部屋で動いてる気配がしたのです。

なんてゆうか月明かりが入っていたから、目をつぶっていても多少の光が遮られたり、またあたったり…。

そこでふと目を開けたら……

天井に頭を擦らしながら歩く女が部屋をぐるぐると回っていたのです…。

天井に頭が擦れている位なので身長は大体2メーター以上…、手足が非常に長く、白い浴衣みたいな格好でした…。

金縛りとかにはあわなかったのですが、やばいこれは見てはいけないと思い、僕は怖くなりいなくなることを願いながら、目を閉じたのですが…心臓が早くなり恐怖でいっぱいでした。

目を閉じても動いている気配がわかり、(やばいやばい、どうしよう)と思ってたときに、ふと動きがなくなった気配になり、怖かったのですが目を開けて確かめることに……。

目をあけたら、足を止めた女はまだそこにはいて、お辞儀みたいな格好で僕の顔をのぞき込んでいました…。

その距離は僕の顔から大体20センチくらいの所に女の顔がありました。鼻と口はひどく曲がっており、一番印象があったのは両目とも眼球がなかった事です。

僕はすぐに気を失ってしまい、気づいたら朝でした。

起きてすぐに昨日心霊スポーツにいった友達達になにか異常がなかったかを聞いてみることに…。

だが誰もなにもなかったとの事です。

この話しをみんなにしたのですが、みんなは「夢でも見たんだろ!」ってな感じで流されて終わりました。

まぁとりあえずなんにもされなかったので、夢だったのかなっと思いその日の夜を迎えました。

今日も昨日みたいな事があったらどうしようと、内心ビクビクしながら布団に。

今日はカーテン閉めて真っ暗にしたので、なかなか目が慣れなく真っ暗な状態が続きました。

寝ようとしても昨日の事を鮮明に思い出してしまい、一向に睡魔が来ず…。

と色々考えているうちにいつの間にか寝てしまっていました(笑)

気づいたら朝。

(なんもなかった〜、やっぱり夢かなんかだったのかな)と少し安心しました。

次の日もまた次の日も特に変わった事がなく、あの出来事が次第に忘れていきました。

だがまだ終わっていなかったのです…。

その日は久しぶりに一人暮らしをしている友達の家で飲むことになり、他愛ない話しなどで盛り上がり、その日は泊まらせてもらうことに。

その友達はなかなか霊感が強いらしく、たまに心霊現象を体験している。

時間も遅くなり「そろそろ寝るか〜」って布団に入ることに。

「おやすみ〜」

とお酒も入っていたのですぐに爆睡できました。

何時間経ったでしょうか、急に喉が渇き水でも飲もうかと、状態をあげようとした瞬間…!!急に友達が

「なにがあっても絶対に動くな、声もだすな」

って言ったのです。

最初は(寝ぼけてんのかな)って思ってたのですが、その意味が段々とわかったのです。誰かがアパートの階段をゆっくり上がる足音が聞こえ、その音が段々と友達の部屋まで近づいてきて、友達の玄関のドアが開く音が……。

僕は薄目を開けて玄関の方に目をやりました…。

ふと人影が見え…そこにいたのはあの時の女だったのです………。

僕は夢だと思い忘れかけていたのですが、友達が言ったことなどを理解でき、あれは夢じゃなかったんだと思い、薄目で女を見ていました。

女は僕の部屋でした時のようになにかを探すかのように、部屋をゆっくり回り始めました…。

前の時と違い近くに友達がいたので、前ほどの恐怖心はなく、女の行動を見ていることができました。

五分くらいぐるぐる部屋を回った時ぐらいでしょうか…、急に足を止めて頭を急に下げだし、お辞儀みたいな格好になり、友達の顔をのぞき込むかのように見始めたではありませんか。

前に僕にやったように…。

僕は急に怖くなってきて、逆に女から目がはなせれなくなりました。

そしたらいきなり女が長い両手を友達の顔の方に、向け動かし始めたではありませんか!

僕の時と違う!そう思ってなにかやばいって感じたときには僕は自分の枕を手にとり、女に向かって投げていたではありませんか!

今思えば自分でも自分の行動にびっくりしますね。

けど友達はなんも悪くないからこそ、被害が友達の方にでたら申し訳ないって気持ちが強かったんだと思います。

もちろん投げた枕は体をスルーして壁にボトリと…。

その瞬間、友達が

「バカやろー!!」と声をだした途端にお経みたいなのを口ずさみました。

その女は僕の方に顔を向け、両手を広げ笑みを浮かべながら歩いてくるじゃないですか…。

僕は恐怖で見たくなかったのですが、女から目がはなせなくなっていたのです。

歩いてきながら風車みたいに顔を一回転回しながら迫ってくるのです。

(例えがへたですいません)

普通に見たら首がおかしすぎる光景です。

やはり眼球がなく、あと少しで僕の顔に女の手が触れる時に、友達が口ずさんでいたお経みたいなのを、急に叫ぶくらい大きい声で読みだしたのです。

その瞬間女が動きを止め、顔だけ友達の方にむき出し、友達の方をずっと見ているようでした。

1、2分その状態が続き、女が急に両足をバタバタ床にたたきつけるような形になり、最後に女が

「ちっ」っと舌打ちみたいなのをして天井の方に上がり消えていきました。

女は居なくなったのですが、すぐには僕は動けず、しばらくは友達もお経みたいなのをずっと口ずさんでいました。

と友達口ずさみを止めだし、

「お前なんで動いた!!こんな怨霊みたいなのは、初めてだ。最初っからお前を殺すつもりできてたぞ!」って言い出し、それを聞いた僕も恐怖心が一気にわいてでました。

「ごめん。もう大丈夫かな?」僕が言ったら、「多分今日はもう大丈夫だと思う」友達がゆう。

友達の方に近づいて明かりをつけた時、僕は事の重大さが身にしみるようなわかりました。

友達は涙、鼻水をひどく垂れ流しており、両手はまだひどく震えていたのです。

「本当にごめん」僕がゆうと、「今日は俺がいて、なんとかなったからいいけど、次はたぶんないぞ!朝になったら俺の知り合いの住職さんのとこに一緒に行くぞ!」

そして朝になりすぐに住職さんの所に…。

住職さんが僕を見た瞬間にひどく苦い顔…。

第一声が「私の手に負えないかもしれない」

僕と友達は顔を見合わせあい、とにかくびっくりした。

とりあえず身におこったこと全て話し状況をわかってもらうことに。

住職さんはなぜ期間があいてまた女が現れたことや、女が僕になにをしようとしてたのを話してくれた。

「まず、なぜこの期間をあけてまた女の霊が君の前に現れたのは、その女性は自分の死んだ日しか来ることができないのだよ。

月は関係なく亡くなった日にちにひどく執着している。

理由はわからないが。

部屋をぐるぐる回っていたのは君を探していたんだよ。

初めて見た時は君は怖くて動けなかったんだろう?それが一番の対策だったのだよ。

気を失って眼球がない女もどこにいるかわからなかったのだ。

あと助かった一番の理由は君の守護霊のおかげだよ。

君が昨日そこの友達と夜に一緒にいれたのも君の守護霊のおかげ。

導いてくれてたんだよ。

君が昨日一人でいたら間違いなく連れて行かれていたよ、眼球だけあの女に取られてね。

最初から君の眼球を欲しがっていたのさ、自分の変わりのが欲しくてね。

あの家に行ったんだね…。

ちゃんと成仏できなかった、僕らの責任もあるからちゃんと話しますね。

噂では一家心中と言われていますが、本当のところは違ってね、夫婦とその子供1人がいてね、ある日お母さんと子供が遊んでるときに子供が自分の両目を強くどこかの角にぶつけてしまい、子供は目が見えないと泣き叫びながら、階段から落ち亡くなってしまったのだよ、母親は子供を止めれなかったことや、階段から落ち亡くなった子供の光景をみた瞬間に、両手で自分の両目を取り出してしまったのです。

父親が帰ってきたときに、子供を見つけて二階に上がったのであろう。

そこにはおかしくなってしまった母親がいて、なんと母親は父親の両目を取り殺してしまったのだ。

何日か後に父親の仕事の仲間が連絡を取れなくなってなったことをおかしく思い、家に行ったときに無残な光景を発見してしまったのだ。

父親や子供は亡くなっていたのだが、奥さんだけは奇声を上げながら壁に絵を書いていたとゆう。

怖くなり外に逃げ出し警察に連絡をし、警察が着いた時には母親も亡くなっていたらしい。

そのあとにひどい状態だから私達が供養しに行ったのだか、母親の怨念があまりに強く私達じゃ手に負えない状態だからあの家に閉じこめてしまったのだ。

月日が経てば少しずつ怨念が弱くなるのを待って、供養しようと思ってたときにこうゆうことが起こったのです。

少なからず私達の責任もあるので、精一杯の力であなたをお助けしましょう。

その日のうちに偉い住職さん達が5人も集まり、僕の除霊が始まりました。

僕は5人の住職さん達に囲まれ、お経をよんでもらい、気を失ってしまいました。

気がついた頃には、除霊は終わっており成功したらしいです。

最後に言われたのは、

「あなたはこれから一生守護霊に恩を返していかなければいけません。

申し訳ありませんがあなたの守護霊が誰かは言えません。

その気持ちは決して忘れないでください」

その日から色々な心霊体験の出来事が多くなりました。

また機会があれば、もう一つの話しを載せようと思います。

長々とつきあっていただきありがとうございました。

怖い話投稿:ホラーテラー 銀さん  

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