短編2
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プライベート

僕は大学生で、普段は朝(だいたい7時)には大学に行くのですが、

その日は寝坊をして大分遅れてしまったんです。

もう面倒だから休むか…

と、僕は家で寝ることにしたのですが、

少しした後その日は数学のテストの訂正があることを思い出し

学校に行くことにしました。

しかしもう時間は13時を回っており、

その数学の授業にすら遅れてしまいました。

最悪や~

と嘆いていると、

友達が

「何だよお前、飯食ったあと大の方でもしてたのかよ!」

と言ってくるのです。

同じクラスの仲の良い奴なので悪ふざけだと思い、

「おお!自宅できちんと出してきましたよ」

とこちらもふざけてみました。

「んだよ!俺がおごってやった飯が悪いのかよ!」

「いやいやおごってもらってないし」

と、またふざけているかと思ったら

今度は友達は本気のようで、僕に飯をおごったし朝の授業も一緒に受けたというのです。

そんなはずはありません。

朝僕は学校にいなかったんですから…

ですが友達は朝は絶対に僕といたと言うのです。

なので、

「ドッペルゲンガーってやつじゃね?」

こんな話になったんです。

今まで僕が家にいたから学校にもう一人僕がいた、

なら今は家にいるのか…?

そんなことありえないだろうと思いました。

正直信じていなかったので、

ここで携帯から自宅に電話をかけ、さも家に誰かいるような演技をしようと考えたのです。

そして自宅に電話をかけました。

僕は一人暮らしなので家にはもちろん誰もおらず、

電話のコール音だけがなっていました。

なので演技で

「おい…お前誰だ!何してんだ!」

と怒鳴り、

みんなはビビってしまい、僕は笑いそうになっていたのですが、

「カチャ………………はい…………」

受話器を取る音と共に聞こえてきたのは

僕の声でした……

状況がわからないでいると、

突然受話器から「キーン…」と酷い耳鳴りのような音がして、

電話は切れました。

怖くなり、その日は友達の家に泊まり

次の日に自宅に帰ると、

どこにも異常はなかったのですが、

ただ受話器の外れた電話から「ツー…」という音が漏れていました。

あれは結局何だったのか今だにわかりません。

怖い話投稿:ホラーテラー 希買さん    

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