中編3
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不思議>怖い 話

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自分は今回が初投稿となります。

読みにくかったらすみません。

先に書いておきます。この話に霊は出てきません。怪奇現象ってほどの現象も起きません。

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俺が高校二年生の夏休み時の話。まあまあやんちゃだった俺はカノジョと男友達2人と女友達1人の5人で霊が出るとの噂の4階建てのビルに行くことに。

午前1時に集合した俺たち。

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そのビルは2,3年前暴力団関係者が使用していたらしいんだけど、その中の1人が別れを切り出した恋人をビルの1室に監禁した容疑で逮捕された。ちなみにその恋人ってのは死んでない。警察に保護されたけどそのあとはもちろん知らない。

誰もそのビルを買いたがることもなく俺たちが肝試しをする日に至った。

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ここで俺は俺、俺の恋人はA、男友達をBとC、Bの彼女をDとする。

Cはあらかじめこのビルの4階の奥から2番目の部屋に2万円を瓶に入れておいてた。

ってのも、噂ではその部屋が監禁場所だったらしい。

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俺はAと、BはDとペアになって順番に入ることに。BとDが先に行って瓶から1万円抜き、戻ってきた。

B:「やべえヤベェ、出たよ出たよ。」

俺「霊か?女の霊?」

D「いや、何も出てないし。Bはバカだから俺くんこいつ信じちゃだめ」

みたいな感じで、ビルはどうやら雰囲気だけ怖いみたい

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俺とAも一緒に入る。お互い霊感なんてないから雰囲気でビビるだけ(霊感がないって書いたけどここはワケあり。需要があったら書くつもりなんで、コメよろしくです)

A「出たらどうする?」

俺「お前を置いて逃げる」

A「最低」

俺「嘘、嘘。ちゃんと男らしくしますから」

こんなこと言いながらエレベーターに乗った。

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響く足音が不気味だったし、夏だったこともあってクソ暑いうえに虫が飛んできたり、よくBとDが耐えられたなと思った。

奥から2番目の部屋に行くと1万円をとった。どうやら先に行ってた2人は瓶から2万円抜いて1万円は瓶に入れず放置してたみたいだ。またエレベーターに乗って1階に降りた。

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B「出たか?」

俺「出てたらもっと早くに戻ってきたわ」

A「蚊に刺されたみたい」

D「私も刺された」

俺「お前ら1万円放置しとくなよ」

D「えっ、何が?」

A「お金が瓶から出てたの」

B「それはありえねぇよ。ちゃんと入れたもん」

とりあえず俺たちは2万円をCに返した。

C「言いにくいんだけどさ…。俺2万円置いてたつもりだったけど実際あそこにあったのは1万1千円なんだ」

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A「意味がわかんないんだけど」

C「今日の朝には2万4千円持ってたんよ。だけど今日の昼お前らに奢ったりとかして3千円使ってんだ」

俺「じゃあ2万1千円じゃね?」

C「でも2万置いてなくなったら嫌だからケチって1万円と千円にしたんだ」

B「じゃあ、先に行ったほうか後に行った方のどっちかが持ってる1万円はお前のじゃないんだな」

C「そうなる」

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俺たちは怖くなって無言でチャリと原付に乗って帰った。

夏休みが明けるとこの体験も貴重な体験みたいになってて、周りの奴ら集めて話してた。

そしたら1人があることに気づいた。

「俺とかBたちが行ったそのビル廃墟じゃん。俺よく知らねぇけどお前の話には矛盾がある。」

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そしたら別のやつが

「お前それ創作だろ?」

俺「ふざけんな。じゃあお前ら行ってみろや。」キレたフリして言ってみた。

「いや、お前よく考えてみろ。廃墟には電気通ってねぇだろ。エレベーター動くわけないじゃん」俺に矛盾を指摘してそいつの言葉を聞いた俺とB, Cは言葉を失った。

Cが「エレベーターのくだりは嘘やけん」

これで丸く収まったけど、俺はAにそのことを話してみた。

Aは俺と同じように大げさに怖がることもなく、ただ黙り込むだけだった。

長文にお付き合いくださり、りがとうございました。

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誰が増やしてくれたのでしょう…?
増えてたから、ちょっとラッキーみたいな?

お金が合わないのがオチと思ったら、最後の最後で…
面白かったです。
他のお話も楽しみにしています!