短編2
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追ってくるモノ

これはあたしが小学三年生の時の話。

あたしは先生に居残りにされて五時ぐらいまで、残されてさ、あたしの学校は四階建てで、二、三階になるともう真っ暗で階段の手すりに頼るしかなかったの。

でね、二階に着いたとき目の前に血?の付いた消しゴムが転がって来た。

「あれ?もうみんな帰ってるはず…」

そりゃそうだ。

誰かが転がさなきゃ消しゴムは転がらない。

なのに転がって来た。

あまりにも不自然すぎる自分は転がってきた方の廊下、教室全部みた、当然誰もいなかった…

自分は怖くなって急いで帰った。

次の日、あたしは友達にその事を話した。

「ナニソレ?嘘嘘」

誰も信じてはくれなかった。

あたしは気のせいにはしなかった。

あれは絶対みた 今日もう一度確かめてやる。

あたしはみんな帰るまで最後まで残った。

今度は5時半位まで、そして二階へGO→

そしたら…「来た…」昨日の消しゴム。

しかも今度は白身がなく真っ赤に染まっている、当然誰もいない。

あたしは勇気を出して転がってきた教室を見た。だけどそれが間違いだった。

その教室には、小さい子が一人いた、しかしその子はなんか可笑しかった

四つん這いで、髪がボサボサ、白いワンピース何だけど所々赤くなって、キモかった。

そしたらこっちを向いたあたし目が飛び出そうになった、

顔が痣だらけでその子には目が無かった。

「消しゴムドコイッタノ…?」

あたしはBダッシュでにげた、後ろからピタピタピタピタピタピタピタピタピタピタ……

キター……

あたしは頭の中がグチャグチャで馬鹿だから上の階に逃げて閉まった、

後ろから「ケシゴムドコ?イッショニサガシテ…」

誰がなんだろうと探すなんて言うわけ無かった。だってその子あたしのこと殺す気満々なんだもん、 物凄く伸びた爪に血が付いてる

ってか自分のポケットに入ってた、あの消しゴム…。

あたしはどっかの教室に逃げ込んだ、ドアを閉めた、油断大敵とはこの事。後ろから「カサカサ…」

さっきの少女がいた!

しかも増えて、そしたらこちらを向いて、

「ミーツケタ…ウケケケケケケ…!」

「ヒッ…!」

そこであたしは気を失った、

あたしは先生に見つかり保健室に寝込んでた、

ポケットの消しゴムが、無くなってる。

消しゴムを持っていなかったらどうなってたのかな?

ベッドの下からまた

「ウケケケ!……カサカサカサ…」

怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん  

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