中編3
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死神と俺の日常 #33

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死神と俺の日常 #33!

私の声が聞こえますか?

あのー…随分前から放置されてるんですけどー…

え?私が誰かって?私が!私こそが恋を叶える天使!

キューピッドです!ドヤドヤ!

なんか〜死に損ない主人公が〜沖縄旅行に行ってて〜、気付いたら一人ぼっちだったみたいな〜

………………………。

(☝︎ ՞ਊ ՞)☝︎どこ行きやがったんだよー!

ハァ!?何が沖縄旅行だ!何が恋の天使だ!

知るか!クソが!

………………………。

(;´д`)いかんいかん…取り乱すな…

天使のチャンネルに繋いで居場所を探ろう…

(・Д・)アーーーー…………ん?

(☝︎ ՞ਊ ՞)☝︎見つけたぞぉ〜。よし、テレポートだ!

その頃…死神は庭で以前より巨大な金魚鉢で喋る金魚の五右衛門を移していた。

(*´Д`*)「アハーー生き返るわー」

死神は金魚を移し終わると金魚専門雑誌を懐から取り出し、空中に浮かびながら屋根の上で読み始めた。

その時だった…庭に突如現れたパンイチのキューピッド。死神はキューピッドに気付き気配を殺して様子を見ていた。

(☝︎ ՞ਊ ՞)☝︎「どこだー!死に損ないの主人公はー!?」

そこへ面田が死神を探して庭に来た

(・Д・)「死神さ〜ん、お茶が…」

(☝︎ ՞ਊ ՞)☝︎「あいつはどこだー!」

( ̄(工) ̄)

…………………………………………。

面田はパンイチのキューピッドを見て腰から警棒を取り出し

ಠ_ಠ「不審者発見…徹底的に排除する」

キューピッドに向かって走り出した

キューピッドは走って来る面田を見て危険を察知して庭を走り回る。

Σ(゚д゚lll)「あんたは誰なんですかー!危な!」

ブンブンと警棒を振り回す面田

∑(゚Д゚)「勝手に人の家に裸で侵入するとはいい度胸だなーオイ!」

ブンブンブンブンと警棒を振り回すが

キューピッドは華麗に避ける

庭をぐるぐると走り回る二人を死神は眺めながら

(°▽°)「いいぞー!もっとやれー!」

その光景は運動会のようだった

「ただいまー。あー重たいんだけど…面田ァァ!」

俺が買い物から帰ってきたら

裸のオヤジと面田が庭を走り回っていた。

俺が叫んでも止まる様子がない…

死神は俺に気付き屋根から

(°▽°)「おかえりなさーい」

俺は死神の声に気付き

(;´д`)「なにが起きたの?これ?」

死神はスーっと屋根から降りてきて

「たまたま面田さんが、庭に現れたキューピッドを見て不審者だと思ってこのザマです」

ಠ_ಠ「あ、そう」

俺は持っていた買い物袋をドサッと地面に起き

縁側に置いてあったハリセンを手に取った。

力を込めて振りかぶり走ってきたキューピッドの顔面目掛けてフルスイングする

バチコーン!!

(゚д゚lll)「イッタイ!何が起きたの!?前が見えない!」

俺は面田に「買い物袋を台所に持っていけ」と指示して、キューピッドの翼を掴む

ಠ_ಠ「おい、キューピッグ。何しに来たんだ?」

(;´д`)「キューピッドです。ピッグは違う」

俺は腕を組んで縁側に座る

ಠ_ಠ「そんなことは、どうでもいい何しに来た?」

キューピッドは笑いながら

(°▽°)「リベンジだ!PSIVを買いましたから!さあ!勝負だ!」

ಠ_ಠ……………………………「どこにあるの?」

(°▽°)「え?」

キューピッドは瞬きをしながら

( ´∀`)「あ、あれ?天界に置いてき…」

(°▽°)「取ってこい」

キューピッドはパンツの中に手を突っ込み探す

( ´∀`)「もしかしたら…」

ಠ_ಠ「もし、そこにあったとしてもやりたくない」

………………………………。

(°▽°)「もう力が無いので泊め…」

(・Д・)「ムリ」

めでたし、めでたし…続く!

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ウフフ(*^_^*)
今回も笑わせてもらいました。
情景を想像しながら、読むと本当に面白いです。
次回も楽しみにしてます♪

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