F子のモデル仲間と恐怖の部屋

長編26
  • 表示切替
  • 使い方

F子のモデル仲間と恐怖の部屋

久しぶりにS君が帰ってきた

もちろんF子も一緒だ

「アニキ、ただいまーー」

「おっちーー!!F子ちゃんおひさなんだぞ!!」

いつもの挨拶をして2人を家に迎えた

時間帯がもはや夜の10時すぎ

おふくろが夜食というか夕食を作っておいてくれた

二人は腹ペコなのかどんどん食が進んだ

「そうそう・・・あのね・・・アニキ・・聞いてくれる?」

「お・・・珍しいな、F子から・・・なに?」

「おっちーー、なんなのさ?」

「あのね・・・私と同じ所属してるモデルの子の話なんだけど・・・それがさ・・不気味でね・・・」

「え・・どんな風に?」

「その子ね・・・仕事が終わると・・・まっすぐに家へ帰る子なんだけど・・・

その子がぁ・・・この前の女子会でね・・・変な話をしだしたの」

「ほぉ・・・」

「それがぁ・・・」

F子の話によると

そのモデルの子は仕事が終わるとさっさと帰ることで有名で他のモデルさんたちの飲み会に誘われてもなかなか行かない子だそうだ

だけど・・・F子たちの女子会ではたまに参加するんだそうだ

というのも・・・女子たちが集まると・・・陰口大会がはじまりあんましよくない雰囲気へと変わるからあんまし行かないようにしてるとか・・・F子の女子会は愚痴はあってもほかの会とは違う雰囲気で居心地がいいそうだ

たまにF子からその子に誘いをかけると付いていくらしい

そこでそのモデルの子の話を聞くと・・・

いつものように仕事が終わって夕食を終え風呂に入り寝る前にTVかネットを見るのが楽しみでリラックスしていたそうだ

就寝の時間になるとどこからどもなく人の話し声が聞こえてくるらしい

また、隣のリビングから足音が聞こえたこともあったらしい

「それってもしかしたら事故物件?」

「アニキ、私もそう思って聞いたらまだ新しく出来たばかりのアパートだって言ってたよ」

「なら事故物件ではないよな」

「もしかして、そのアパートを建てる前は墓場だったりしたり・・・」

「ありえるかも・・・・」

「とりあえず、そのM子さんを家へ呼んで詳しい話を聞かないとわからない」

「そうだね、アニキ、一度M子さんに聞いてみるね」

「家の構造的な問題もあるかもしれないな」

「和尚様にもきてもらおうよ、アニキ」

「確かに、和尚様を呼ぶべきだな」

わたしは和尚様に電話をした

「と・・いうわけなんですよ」

「うむ・・・土地絡みなのか建物なのか直接見ないとわかりませんわい

わかりもうしたわい、いつでも行けるように準備だけはしますわい」

2週間が過ぎた

どうやらM子さんが我が家に来てくれることになった

今でも人の気配や誰かに見られてる感じがして恐怖を感じているらしい

「ただいまーー!!」

F子とS君とM子さんが来た

「おっちーー、おかえり!!」

「こんばんわ、M子です、よろしくおねがいします」

「おっちーー、こちらこそ」

「さぁ、上がってね」

3人をリビングへ案内をした

リビングでは子供たちがはしゃいでいた

ソファにはオヤジが和尚様からもらった酒を飲んでいた

「うめぇ~~、くそ坊主、なかなかいい酒を送ってくれた

これなら悪酒にならずにすぐに寝れるぜ」

「さぁ、座ってね」

とりあえず座ってもらって落ち着いてもらおう

おふくろが水ようかんとジュースを持ってきた

「M子さんや水ようかんとジュースを召し上がれ」

とおふくろがM子さんにやさしく語りかけた

「水ようかん、大好きなんですよ」と言いながら一口食べた

「お、おいしい!!なに!これ!」

「おいしいでしょ!これはあるお寺の名物なんですよ

そこの寺の近くの山から湧き出る水がとてもおいしくてね

そのお水を使ってるのよ」

「そうなんだ、F子さん、一度そのおいしい水が出る山とお寺を見てみたい」

「今日ね、その住職さんが来るから一度聞いてみて」

「え!ここへ来るんですか・・・はい・・・聞いてみます」

「おい!仁!今日はお客さんが来てるから2階の部屋でゲームしようぜ」

「うん、しようしよう!!」

「わ!兄ちゃん、私と葵もゲームをしたい」

「おまえらチビたちは無理!!!オンラインゲームで世界大会なんだぞ、この前のように負けっぱなしじゃいずれチームから外されるからな、あきらめろ!」

「ええーーー、兄ちゃんたちと一緒に遊びたいよ」

「ダメーー、チビたちは他のことでもしてろよな」

「え・・・そんな・・・」

「おーい、楓と葵、こちらへ来て水ようかんでも食べよう」

「うん、パパ」

葵と楓は半分泣き出しそうな顔をしてた

「楓ちゃんと葵ちゃん、私、M子と言うの、よろしくね」

「M子おねえちゃんを知ってるよ、私、M子お姉ちゃんが撮影してるところを見てたから」

「あ!そうなの・・・そっか、F子さんの姪っ子で楓ちゃんのことだったんだね

F子さんと一緒に撮影してたもんね」

「うん!撮影者がSおじさんだったから・・・すごく心配したよ」

「楓ちゃん、俺のどこが心配だったのさ?」

「ちゃんとうまく撮影できたのかな~って、おじさん、ピンボケ写真が多いもん!!!」

「ガーーン、そこまではっきりと言わなくても・・・」

「だって本当のことだもん」

「俺って・・・」

完全に落ち込んだS君

「でも、おじさんはF子お姉ちゃんや私以外だとちゃんと綺麗に撮影してるよね」

「えええ・・・そんなことはないぞ、楓ちゃん」

「そうじゃない!この前もM子お姉ちゃんを撮影してる時に鼻の下伸びっばなしだったじゃん」

「なに!Sアニキ!ほんとなの?」

「いや・・そのぉ・・・お仕事だよお仕事!」

楓とF子は完全に疑惑の目を向けていた

「うそばっか!!」

M子さんがクスクスと笑い出した

リビングにはオヤジ、おふくろ、S子、F子、M子さん、私、楓と葵がいた

オヤジはソファに座ってこちらのやり取りを見ていた

「ところで・・・M子さん・・・わが家へ呼んだのはM子さんの不思議な話を詳しく聞きたいからですが今でもそういう不思議なことが起きてるんですか?」

「はい・・・毎日じゃないんですけれど・・・寝る前になるとなにか不思議なことが起きるんです」

「具体的にどんな感じなんです?」

「耳元で人の声が聞こえたりいないはずのリビングから足音みたいなものが聞こえたり

部屋にいると誰かの視線を感じるんです」

「う・・・む、これはまさに霊現象だとおもうけど・・・」

「両隣にはちゃんと住人って住んでるですか?」

「はい、すべての部屋は人が住んでます。空き部屋はないです」

「う・・ん、構造的なものもあるからね、お隣さんが歩くと音が反響していかにもリビングで人が歩いてるような感じがしたりとかね」

「遅くなり申したわい!」

和尚様が来たようだ

S子と葵が玄関へ走っていった

「やっと着きもうしたわい・・・」

「おっちー、おつかれさま!和尚さま!」

「おつかれなんだぞ」

「おひさ、葵ちゃん、元気にしてた?」

「してたんだぞ、和尚様」

和尚様がリビングへ来た

「遅くなりもうしたわい、申し訳ないですわい」

「和尚様、椅子に座って」

「今ね、M子さんから怪現象の話を聞いてるところ、和尚様も話を聞いてほしい」

「わかり申したわい」

「ところでM子さん、そのアパートの周りにお墓とかないですか?」

「お墓は・・・ないですね、ただ、北のほうに神社があります、あと・・東のほうにはお寺がありますね」

「そうですかい・・・どうもその怪現象はその土地絡みのような気がしますわい」

「そうなんですか・・・」

「一度、M子さんのアパートへ行って周辺の調査も含めて部屋の様子も見たいです」

「はい、ぜひお願いします、原因がわからないので毎日気になって仕方ないです」

「M子さんのアパートの住所を教えてほしいです」

「はい、東京都○○区○○町なんです」

「その周辺のホテルに予約を取らないとね」

「そのアパートに私たちが立ち入るんですけれど大丈夫でしょうか?」

「まぁ・・・男性が部屋に上がることは少し抵抗はありますが原因を見つけてくださるのならいいですよ」

「たしかに・・・メンバー的には女子は無理なんですよ・・・M子さんの部屋にカメラなど機械を設置してどんな現象が起きるか確かめたいです」

「原因究明が第一ですから、構いません」

「S君とF子とM子さんはどこか予約が取れたホテルで待っててほしいです」

「おふくろ!確かあの区におふくろの財閥系のホテルがあったような気がしたけどな」

「あぁ・・あるよ・・私から支配人に話を通しておくからね、安心してホテルで待っててくれればいいさ」

「本当!!ママ!!ありがとう」

「財閥?たしかそのホテルは高級ホテルですよね?宿泊料金って高いんでしょ?」

「大丈夫よ、M子さん、心配しないでね、私が一言、支配人に言えば無料で泊まれるからね、安心してのんびりホテルで待ってればいいわよ」

「え?F子さんのお母さんはどんな人なの?」

私はM子さんの耳元でおふくろの素性を説明をした

「ええええ!!!あの財閥の総帥だったの!!私・・・全然知らなかった・・・どうしよう・・」

「M子さんはお客様ですからね、普通にしてればいいですよ」

「でも・・・」

「怪現象の原因を突き止めるからね」

「は・・い、おねがいします」

「おい!オヤジ!そういうことだ、東京へ行くぞ!」

「おうよ!話は聞いてたからな、美人さんが困ってるんだ、この俺様が何とかしてやるぜ!」

「おい!オヤジ!原因がわからないのだから大きな口を叩くなよな」

「うるせーー、F!!!、しばくぞ!!」

一同大笑い、緊張した空気が解放された

「おふくろ・・・撮影用の機材やら用意できるかな?M子さんの部屋にカメラや赤外線カメラ、マイクなど設置がしたいから、それとなるべくなら有線じゃなく無線式の機械がいいけどな」

「わかったよ・・・明日にも家へもってくるように指示するから」

「それと、マイクロバスも用意してほしい」

「バスもかい!」

「そうだよ、M子さんの部屋は機材を置いて俺らはマイクロバスで宿泊するから」

「そうかい、手配するけれど・・・明日に間に合うかわからないよ」

「明日は無理でも明後日でもいいよ」

「ならいいけど・・・あんまし無茶しないでほしい」

「わかってるさ、おふくろ」

「すいません、私のためにいろいろとご迷惑をかけてすみません・・・」

「別にいいのよ、M子さん、家にいる感じでリラックスしてくれればいいよ」

「ありがとう、F子さん」

「そうそう、リラックスが一番だよ」

「大勢の家族だから少しうるさいかもしれないけどのんびりしてくれればいいさ」

「はい、ありがとうございます」

主要メンバーは

オヤジ

和尚様

わたし

ホテル滞在メンバーは

S君

F子

M子さん

計7人

マイクロバスにはモニターなど機械を設置

寝泊りもバスの中

緊急時にはそのままバスを走らせてホテルへ

ホテルのS君からの緊急時にでもすぐに行けるようにバスの中で主要メンバー全員が待機

明日にでもバスを含め機材が揃えれればいいけれど

時間はもう夜の11時過ぎになっていた

「もうそろそろ寝なくちゃね」

「だな・・・明日か明後日か・・・」

次の朝

「M子さん、よく寝れました?」

「はい!久しぶりに静かな夜でぐっすり寝れました

びっくりしました!」

「そうかい、それはよかったわね」

「はい!」

「今、手配してるからね、早くても今日の夕方になりそうだよ」

「おふくろ、すまん、いろいろと迷惑をかけて」

「F子のお友達が困ってるからね」

「ありがとうございます」

おふくろがいろいろと手配してくれて今日の夕方にはなんとかなりそう

「準備が出来次第、出発しようと思う」

「だな・・東京まで結構時間かかるからな」

「ホテルの方は予約が取れたからね、S君!しっかりとF子とM子さんを守るんだよ」

「はい!おふくろさま!」

「アニキ!いつも返事はいいよね!本当に大丈夫なのかな?」

「何を言うか!!F子!ちゃんと守るぞ!!」

「アヤシイ・・・な・・・今日やけに張り切ってるじゃん、アニキ!」

「う・・・そういうことはないぞ、いつも全力だ!」

「Sおじさん、M子さんがいるからね!」

「わ!違うぞ!楓ちゃん!!!」

「アニキ!!!うちのアニキもしょうもないけど!!Sアニキまで!!もうっ!」

「おいおい・・・おれをダシにしてくれるなよ、F子!」

「エヘヘヘ、ベェーー!!」

夕方になりおふくろのスタッフが続々と来て機材などマイクロバスに乗せていた

機材の説明も受けたが少し操作に不安を感じた

「大丈夫かな・・・うまく撮影できるかな・・・」

「大丈夫かい?まぁなんとかなるさ・・・F!」

メンバーの荷物をバスに乗せた

「忘れ物ないかな?」

「東京まで時間がかかるから途中で夕食を兼ねての休憩を2時間程するからね」

「体調の悪い人はいないよね?」

「楓、葵の傍にいてくれ」

「うん、葵から離れないから、パパ」

「あたちも楓姉ちゃんの傍から離れないんだぞ」

「東京ですかい・・・久しぶりに行きますわい

若いときは・・・・」

「くそ坊主!ごちゃごちゃうるせーー、俺らは黙って酒を飲んでればいいんだよ」

「そうでしたわい」

「おい!!オヤジ、違うぞ!M子さんの怪現象の原因究明だよ」

「そうでしたな・・・」

「ちっ!・・・」

この疫病神をどうにかしたい

嫌な予感がして仕方ない

「そろそろ行きましょう」

「うん、パパ、スピードを出しちゃダメだよ」

「パパ、ゆっくり行くんだぞ!」

「あははは・・・子供たちから言われちゃったよ」

家を出て高速道路に入った

夜の高速はランプの光で幻想的だ

昼間と違い周辺の景色が見えない分集中して運転できる

車内はおしゃべりと飲食物の音で賑やかだ

とくに葵は上機嫌

連れてきてよかった

楓一人だとやはり寂しいと思う

周りが大人ばかりだからね

順調に高速を走り夕食のためにSAへ寄った

夜の8時過ぎ

まだSAにはお客がたくさんいた

コンビニへ入りそれぞれ好きな弁当を選んでいた

「あのぉ・・・食堂があるのですけれど・・・そこで食事をするんじゃないんですか?」

とM子さんが不思議そうに聞いてきた

「いや・・その・・・ちょっと訳ありで・・・食事が終わったらF子の方から説明しますね」

「そうですか・・・」

M子さんは不思議そうな顔をしていた

「M子さんも好きなものを選んでくださいね」

「はい!」

「ああぁーーと一応みんな2食分は買っておいてくれ」

「はぁーーい、パパ」

「お菓子とジュースもね、忘れずにな」

「それとビールもな、くそ坊主!!」

「わかっておりますわい」

「おいおい・・・ピクニックに行くわけじゃないんだよ」

「ウルセーー!!!」

やはり・・・疫病神だ

バスに戻ってそれぞれ食事をした

食事が終わりおしゃべりが始まった

オヤジと和尚様はビールを片手におつまみを食べながら実にくだらない話をしていた

葵と楓はとにかく楽しそうに話しをしていた

私は少し仮眠をとることにした

あと1時間ほどゆっくりできる

みんなも少し眠くなってきたのか車内は静かになった

夜も9時過ぎになった

たまに目が覚めて窓から外を見るとだいぶ車の数が減ってきた

車内は完全に睡眠モードになっていた

静かだ

ウトウト

トントン!

トントントン!!!

「うわぁ!何だ?」

私はその音で完全に目が覚めた

慌てて運転席側から前と横を見た

誰もいない

「え!・・・なんだ今の音は?」

私はすぐに後ろを見た

子供たちがいるかどうかを確認した

ちゃんと二人とも寝ていた

その後ろがオヤジと和尚様

いびきを立てながら寝ていた

その後ろがS君

S君は目が開いていた

その後ろがF子とM子さん

寝ていた

誰一人車の外へは出ていない

「おい!F!今さっきのドアを叩く音はなんだよ?」

「え?聞こえた?わからないんだよ、起きてすぐに前と横を見たけど人はいなかったよ

「なに!いなかった・・・おかしいよな」

「たしかにな・・・俺、ちょっと外へ出て車の様子を見るわ」

私は車を降りて車の様子を見た

どこも傷がついていなかった

周りにも人はいなかった

SAは駐車している車が少なかった

時計を見たら午後10時前だった

「おっと・・・5分前か・・・」

私はすぐに車に戻った

「見たけど・・別に異常はなかったよ」

「そっか・・・空耳だったのかな・・・」

「わからないな・・・」

わたしはなんとなく起こされたような気がしている

タイミングよく5分前などありえないから

「じゃそろそろSAを出よう」

「ゆっくりな、みんなを起こさないようにな」

「OK!」

私はゆっくりと車を走らせた

午後10時ごろの高速は快適そのものだった

静岡に入ったがあいにく夜のために富士山は見えず、残念

段々と眠気が強くなってきた

神奈川に入ったらS君と運転を代わってもらおう

神奈川のSAに入り30分ほど休憩をした

オヤジたちは寝ていて誰も起きない

ここのSAは小さいため自動販売機とトイレだけ

「パパ・・・トイレ行きたい」

と楓が目が覚めた

「一緒に行こうか」

「あたちも・・・」

葵も目が覚めた

「よし、2人とも一緒に行こう、S君、子供たちをトイレに連れていくよ」

「おし、その後に俺も行くわ」

2人を連れてトイレへ向かった

もう夜中の0時前、周りはなにもないから不気味で仕方ない

このSAは私たちだけしかいない

子供たちが出てきた

一旦車へ戻り子供たちは車内へ戻った

私は一人トイレへ向かった

トイレの中は轟轟と明かりがついて眩しいくらい

私はさっさと用を足して出た

バスから楓と葵が2人が心配そうに見ていた

「戻ったよ」

「パパ、お帰り!!」

「おうし、今度は俺だ」

S君がトイレへ行った

やはり2人ともジッとトイレを見ていた

「どうした?トイレの方を見てさ」

「ううん・・・あのね・・ここ・・・周り何もないでしょ

でもあのトイレだけが眩しくて・・・」

「確かに、眩しかったな」

「ちょっと、不気味だったから、ね、葵」

「うん・・・シーンとしてて怖かったんだぞ」

「そっかそっか・・・」

「戻ったぜ」

とS君が戻ってきた

「よし!運転代われ!」

「頼む、俺、寝るわ」

私は助手席で寝てしまった

「パパ、起きて!!」

「うう・・・」

と私は目が覚めた

東京へ入る前の最後のSAだった

全員起きていた

時計は午前2時前

駐車場は夜中にもかからわず結構な数の車がとまっていた

「高速最後のSAだから用事がある人は用事を済ましてほしい」

「用を足してくるかな」

私を置いて全員、トイレへ向かった

自動販売機からジュースなど買っていた

「はい!パパの分、買ってきたよ」

「ありがとな、楓!葵!!」

「えへへへ」

ここで30分ほど休憩をしていよいよM子さんのアパートへ

一気に賑やかになった

私はスマホを見た

なにも通知はなかった

ホッとした

なにかあれば連絡するようにとS子とおふくろに言っておいたから

午前3時前

高速最後のSAなのか結構な人がいた

さてと・・・出発だ

高速を降りた

東京の道は全然わからない

カーナビが頼りだ

M子さんのアパートまで30分ほどだった

M子さんのアパートに着いた

S君を車に置いて全員M子さんの部屋へ

「どうぞ!」

ぞろぞろと上がった

部屋は綺麗に片付けられていた

新しいので壁が白く輝いている感じ

全員リビングに集まった

「さてと・・・機材を運ぶのだけど・・・M子さん、赤外線カメラや収音マイクなどの機材を持ってくるけど絶対に撮影したらダメという場所を教えてほしい」

「え・・・まぁ・・なるべくなら寝室の撮影はやめてほしいのだけど・・・原因究明のためなら仕方ないか・・・自由に設置しても構いません」

「はい・・では・・・機材を持ってきますね」

赤外線カメラ2台

普通のカメラ2台

収音マイク2台

をそれぞれの部屋のところに設置した

それぞれの機械は無線式でバスの中からモニターで見れるようになっている

機械のテストをしてみた、異常なし

もう朝になりかけになっていた

「もう朝だな・・・今夜にでも検証してみましょう、とりあえずはホテルへ行きましょうか」

ホテルに着いた

フロントでチェックインをした

「これは!!総帥のお家族様でしたか・・・あいにく今、支配人はまだ来てないんですよ」

「いやいや・・・普通のお客として扱ってくれればいいですよ」

「はい・・・そうします、案内しますね」

このホテルの最上階までエレベーターで上がった

「おいおい・・・おふくろ・・・サービスしすぎだよ」

女子と男子で別れてそれぞれの部屋へ入った

ゴージャス

「ちょっとな・・・おふくろさん・・・ありがたいけど・・・落ち着かんよ」

「よっころせ、くそ坊主も座れよ」

「はい・・・おおお・・この柔らかいソファはなんでしょ、いい感触ですわい」

「だろう!!ここで宴会でもしようぜ、くそ坊主!」

「いいですなぁ!!!」

こいつら・・・完全にピクニックだよ

私は隣の部屋へ顔を出した

「あ!パパ、この部屋すごい!!!窓から東京中が見えるよ!!」

「あのぉ・・・F子さんのお兄さん、本当に私たちここで泊まっていいんですか?」

「はい、安心してくれればいいです、このホテルはおふくろの財団が経営してますから」

「そうですかぁ・・・初めてこういうホテルでこういう部屋に泊まるのでびっくりしてます」

「私たちもですよ、はじめてですよ、こっちもびっくりしてます」

「びっくりなんだぞ!!ばあちゃはすごいんだぞ!!」

どうみても1泊だけで10万円以上はかかりそう・・・とてもじゃないが私たち6人家族では一生無理だな

おふくろに電話をして値段を聞いてみた

卒倒しそうになった

1泊が30万円だって・・・・おいおい・・・俺の1か月分の給料が1泊するだけですべてふっ飛ぶ・・・・

オプションもいろいろとあるみたい

F子にも値段を教えた

「え・・・1泊で30万円なの!!!アニキ・・・絶対に私たちの給料じゃ泊まれないよね」

「そうだよ・・・F子たちはここでのんびりと結果を待っててくれよ」

「おふくろの話では原因がわかるまでここの部屋を貸し切ってるからという話だよ」

「貸し切ってるって・・・ホテルの収益赤字じゃない・・ちょっと・・いくらママの親族でもねぇ・・・アニキ・・・一番安い部屋でいいよ・・・ママに言ってよ」

「わかった、俺もちょっとなって思ってた」

おふくろに電話をして一番安い部屋に変えてもらえるように頼んだ

「そっかい・・・少しはあんたたちにも贅沢を味わいさせたかったのだけれど・・・

貧乏性だね・・・わかったよ、支配人に指示しておくからね」

「すまんな、おふくろ、無理ばかり言って」

「正直、うれしいんだよ、そのまま贅沢な部屋にずーと泊まるんじゃないかとね

やはり私の息子と娘だよ、あとあいつは恐らく納得せずに文句を言うよ、無視しておけばいいからね」

案の定

オヤジは文句を垂れてきた

「ちっ!!せっかくいい部屋だったのにな・・・クソッ!!」

「わたしはどこの部屋でも構いませんわい」

「くそ坊主!!!」

案内係が来た

「支配人から聞きました、部屋を代わりたいそうですね

案内しますので付いてきてください」

3階のところで止まった

それぞれの部屋へ入った

先ほどよりも格段に落ちるがなんとなく落ち着けるような部屋だった

「お・・・この部屋、いいと思うよ、F!、落ち着く!!」

「良かった・・・ここで結果を待っててくれ」

「おう!のんびりさせてもらうぜ」

「くそ坊主!仕方ないからここで酒でも飲んでいようぜ!」

「オヤジ殿!あんまし飲みすぎると今夜に支障が出ますわい

ほどほどに飲みましょう」

「チッ!仕方ねーな・・・・」

この疫病神!!!

隣の部屋も覗いてみた

「アニキ!!この部屋落ち着くよ!いい感じ」

「私もです!!!いい感じです」

「なんか・・家にいる感じだよ、パパ!!」

「そっか、よかった、夕方までこの部屋でいてほしいな

せめてホテル内にいてほしい」

「なにか用事があれば私かS君に頼んでくださいね」

「はい!そうしますね」

「それと!楓と葵は特にホテル内をウロチョロしないようにな

もしホテル内を散歩したいのなら私かSおじさんと一緒だよ」

「うん、わかったよ」

私とS君は眠気がすごかったのでお昼頃まで寝てしまった

オヤジと和尚様はビールを飲んでいたとか・・・

こいつらはやはりピクニックに来てる

女子たちは部屋でTVを見たりおしゃべりをしてリラックスしてたらしい

特に子供たちはめったに聞けない話を聞いて喜んでいたとか

お昼過ぎに目が覚めた

相変わらず・・・オヤジと和尚様は宴会中か・・・

私とS君は隣の部屋へ行き昼食を食べに1階まで行こうということになった

「ここの1階って飲食街みたいだよね・・・変わってるよ・・・フロントが2階にあるし・・」

「たしかにな・・・こうやって差別化していかなくちゃ競争に負けるんだよ、きっとね」

1階まで降りいろいろと見て回った

回転寿司にした

ホテル内で回転寿司などこのホテルしかないだろ

お昼だから席が空いていなかった

予約券を取って待っていた

店長が慌てて私のところに来た

「すいませんでした!総帥のお家族様とは知らずに申し訳ありません!!

人数分の予約席を確保できましたので案内します」

「いや・・・そのぉ・・・なんで私たちが総帥の家族だとわかったんですか?」

「支配人から顔写真をもらいまして・・・何気なく店内を見ると顔写真そっくりな方たちがいましたので・・・」

「そうでしたか・・・」

おふくろの配慮だな・・・

子供たちは大喜びで寿司を食べていた

「おいしい!!パパ、おいしいよ」

「おいしんだぞ!パパ、たくさん食べるんだぞ」

「あんまし食べるとお腹痛くなるよ」

「平気だよ!!」

ひさしぶりにたくさん食べてしまった・・・

皿を数えた・・・・皿数が・・・・財布を見た・・・計算をした・・・

冷汗が出てきた・・・・とてもじゃないが足りない・・・F子にも応援を頼んだ・・・

なんとか収まった

お会計をした

「お客様!今日の会計は0円で・・・」

「え!!!無料!!ちょっとまって・・・私たちが総帥の家族だからですか?」

「はい!店長から言われてます!!」

「いや・・・一般のお客として扱ってほしい、食べた分は払いますよ」

「いえ・・・そのぉ・・・店長を呼んできます」

店長が来た

「あのぉ・・・何か問題でも・・・」

「いや・・・その無料ということはよくないので食べた分は払います」

「とんでもない!!支配人から言われましたので・・・」

「大丈夫です!払いますね」

わたしは食べた分の支払いをした

どうもやりにくいな・・・

部屋に戻った

夕方まで部屋にいた・・・正直退屈だった

さてと・・・夕方になった

「そろそろ行きますか?」

わたしはM子さんからアパートの鍵を預かった

S君を部屋に残して私と和尚様とオヤジと楓、葵の5人はバスに乗った

アパートに着いた

早速部屋に入り機材のチェックをした

異常なし

後は怪現象が起きるまで待つのみ

夜も8時過ぎになった

何も起こらない

夜も11時過ぎ・・・あたりは静かだ

モニターを見ているが何も起きない

「起きないな・・・」

「ですわい・・・まだ11時過ぎですからな」

「やはり・・・午前2時あたりですか?和尚様」

「いや・・・どうでしょうな・・・」

「パパ、私たち眠くなってきたよ!寝るね!!」

「寝ておくれ・・・」

「うん!」

さすがに疲れてきた

眠気も出てきた

午前0時になった

モニターに異常な現象が映った

赤外線カメラが反応した

一瞬だがカメラの前を誰かが通ったようだ

「あれ!今、人影が通ったような・・・・」

「人影ですかな・・・」

「記録したものを見ましょう・・・えーーと・・・あ!!やはりカメラの前をヒトカゲらしきものが横切ったような・・・なんだろう?」

「たしかに・・・でも・・・おかしいですわい」

「部屋に誰かいるのかな?」

「それはないですわい・・・明かりもつけずに歩けるとは思いませんわい」

私はM子さんの部屋を見た

外側からはなにもないようにみえた

「パパ・・・これからM子お姉ちゃんの部屋で何かが起きるよ、そう感じるんだ」

楓が起きて私の耳元で囁いてきた

「マジかよ、楓・・・何が起きるんだ?」

「そこまではわからないよ・・・パパ・・」

「楓ちゃんの感性が動き始めました様ですな・・・」

カッ・・ビシッ・・・カン

リビングの方でラップ音が響いた

「なんだ今の音は!!!すごい音だな・・・」

「聞こえたよ、パパ・・・いよいよだよ」

「さようですな・・・いろいろな現象が起きると思いますわい」

寝室のカメラにも反応があった

画面いっぱいにオーブ?らしきものがたくさん浮遊していた

「わぁ!これは・・・パパ・・・オーブがたくさん・・」

「こりゃ・・・すごい数ですな・・・」

次から次へと異変が起きた

リビングのカメラが突然映らなくなった

「え・・・リビングに設置したカメラが映ってないぞ」

「わ・・・壊れたかな・・・」

玄関に設置したカメラも映らなくなった

「おいおい・・・玄関もか・・・・」

「2台も不調とは・・・・」

「これはまずいですわい!こりゃ・・・相当な地縛霊ですわい

ちょうどM子さんの部屋が霊道と霊の集まる場所なんですわい

このアパートを建てる前はやはり墓場に違いないですわい

とりあえず今夜は一旦ここから離れましょう」

「ですね・・・機械は昼間にでも回収しましょう」

私はS君に電話をして今起こった出来事を話をした

「やばいな・・・え?いやこっちは何もないよ」

「そっか・・・ならいいけど・・・とりあえずはホテルへ戻るから」

「わかった!気を付けて戻って来いよ」

「一旦撤収しましょう」

「ですわい・・・」

ホテルへ戻った

「ふう・・」

「アニキたち大丈夫?Sアニキから話を聞いたよ

カメラ壊れたって・・・」

「そうですわい・・・2台ほど映らなくなりもうしたわい」

「それと・・・収音マイクの機械もな!!」

「M子さん・・・悪いことは言わないから引っ越しをしたほうがいいですわい

あそこはもともと墓場だったんですわい・・・それでM子さんの部屋は霊が通る道と霊が集まる場所になってるんですわい

非常に良くない

坊主が10人だろうが50人だろうが集まって供養したところで意味はないですわい

それだけあそこの土地は穢れてますわい」

「え!!!そんな・・・・引っ越したばかりなのに・・・どうしよう」

「う・・む・・・このホテルの最安値の部屋を半額で借りれるかどうかおふくろに頼んでみる」

私はおふくろに事の成り行きを説明しここのホテルの最安値の部屋で半額になるように交渉してみた

「困ったわね・・・そんな状態ではアパートに住められないわね・・・そこの一番安い部屋でも1泊1万5千円なんだよ・・・それを31かけてみて・・・それを半分にしてもおよそ22万円ほどだよ・・・もうちょっと安くしても15-18万円だよ・・・無理でしょ・・」

「1か月で15万円から18万円か・・・・」

「ええ!1か月で15万円は無理です・・・どこか安い家賃のアパートを探します」

「でもすぐに見つかるとは思えないけど・・・1か月間ホテルを使えるように交渉してみるね」

「おふくろ・・・1か月間の滞在はできないかな?」

「1か月間ね・・・でも・・・宿泊費は無料じゃ無理だからね・・・1か月間の宿泊費は払ってもらわないとね・・・大体45万円ほど・・・それを半額して22-23万円を月払い1万円ほどになるけど・・・およそ2年のローンになっちゃうんだよ・・・」

「2年の月1万円の払いですか・・・・モデルの仕事は安定してないから・・・その月の収入は仕事量に決まるし・・・でも・・・すぐに安い家賃のところは見つかるとは思わないし・・・もう決めた!すいません・・月払い1万円でこのホテルの部屋を貸してください」

「仕方ないですよね・・・おふくろに報告しますね

という感じで・・・M子さんは月1万円で貸してほしいということだよ、おふくろ」

「まぁ・・・決して安い金額じゃないけど・・・ホテルの従業員の生活がかかってるし・・

とりあえず、財団としても賃金の安い物件を探しましょう。1か月間なんであっという間に過ぎますからね」

「ありがと、おふくろ・・・すまない

M子さん、OKが出ましたよ・・・それとおふくろの財団で賃金の安い物件を探してくれるそうです」

「はい!ありがとうございます・・・私も暇を見つけて賃金の安いアパートでも探します」

とりあえずM子さんの件は落着した

このホテルなら安心して生活ができるはずだ

あとは1か月以内に賃金の安い物件を探さないと

それと・・あの部屋の供養もなんとかしないと

和尚様は無理だと言ってるけれど・・・なんとか供養だけはしないといけない

部屋ばかりじゃないアパートの敷地全部を清めないと成仏しないだろうな

アパートの管理会社が納得するかどうかだ

建てる前の敷地に関しては必ず管理会社は知ってたはずだ

本当はそのアパートを全部壊して元の墓場へ戻すのが一番いい

すると解体費用など・・・1千万円以上はかかるだろうな

解体した後のお墓の費用も掛かるし・・・

無理だな・・・

霊がいることは確認できたので成仏する方法を考えないとな

「和尚様・・・あの部屋だけでも少しは供養できないのかな?」

「気持ちはわかりますわい・・・ですが・・・あそこ全体の土地が穢れてるんですわい

その土地を浄化させるには建物を壊して元の墓場へ戻すことが成仏なんですわい

まぁ・・はっきりと言って無理ですわい

この件はもうこれでお終いにしたほうがいいですわい

管理会社に言ってあの部屋だけは「開かずの部屋」にして絶対に人に貸さないということを守ってもらえるかどうかですわい

果たして管理会社が納得するかどうかですわい」

「そうですか・・・和尚様の言う通りですね・・・この件はこれで打ち切りましょう」

「そうしましょう・・・私ら素人では無理・・・」

そういう流れでこの件は引くことにした

ただ・・・M子さんの・・・

はっきり言えば・・・M子さんにも原因があるんだが・・・

M子さん自身気づかずにロケ地などで成仏していない霊を家まで持ち帰ってたということ

それが溜まって霊の集まり場になった

そして運悪く霊道という霊が通る道があの部屋なのだ

原因がわかってもその後が無理という結果になってしまった

後日・・・管理会社からの返答は「開かずの部屋」などとは承認できないと通知が来た

やはり・・というか新しいアパートなので満室にしないと非常に苦しいのだろう

これではっきりと態度がとれた

「打ち切り」

後はM子さんの家を探すこと

「M子さんにも多少の責任はあるんですよ」

「私にですか?・・・・」

「そうです。いろいろなロケ地で写真撮影しているはず

そのロケ地で霊に憑りつかれていたんです」

「えええ・・・そんな・・・」

「幸い、和尚様もいるのでここでM子さんの供養をしたいことを頼んでみましょう」

「たしかにM子さん自身にも憑いてますわい

このホテルでの除霊はやめておきますわい

私のお寺で本格的に除霊をしましょう

1体ばかりが憑いてるんじゃないですわい

最低でも3体はまどわりついてるんですわい

しかし・・・よく体がもってますな」

「いえ・・・体調はあまりしよくないんです・・・特にお腹関係がよくなくて・・・

それとたまに頭痛もしますし・・・」

「でしょうな・・・とりあえずはお寺へ帰ってから準備次第連絡をしますわい

それでいいですな、F君?」

「はい、そうしてください、和尚様」

「私も早く健康体になりたいです、和尚様、お願いします」

「わかりもうしたわい」

とりあえずはこの件は打ち切ってM子さんの除霊を早くしないといけない

それと翌日の朝にM子さんのアパートの機械の回収に行ったのだが

収音マイク2台とカメラ2台・・・真っ二つになっていた

とても人間業で機械を2つに壊すことはできないだろう

それを見て私とS君は凍り付いた

おぞましい怒りの表現だと悟った

M子さんにとり憑いているものたちも相当な怨念があるんじゃないかと背筋に寒気が走った

とりあえずは機械を全部回収してM子さんにカギを渡した

一応、部屋の様子を知らせた

M子さんも顔が真っ青になっていた

私たちやM子さんもこれ以上休んでいられない

S君とF子はM子さんの隣の部屋を各々借りてM子さんの様子を見ることになった

私と和尚様とオヤジと子供たちを車に乗せて早々にホテルを出てわが家へ急いで帰った

Concrete
コメント怖い
2
1
  • コメント
  • 作者の作品
  • タグ

@ぼにたん
ご指摘ありがとうございます
ほぼ、高速道路のSAでの売店では酒類は売ってないのは事実ですが、一部、酒類を売っているところがあります
ご参考までに

返信

高速のSAとかPAには基本酒類は売ってないんだけど。
コンビニにも無いはず。(ハイウェイオアシスとか道の駅が併設されてるところは歩いて買いに行ける)
細かくてすみません。

返信