短編2
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ジジィ

これは俺の家の中の話し

その日俺はいつも通りに寝ていた

そしたら廊下からバタバタと何かが暴れる音が聞こえてきた

(何だろう)と思いベッドから起き上がり部屋のドアを開け廊下を見てみると

そこには見上げるほどのでかさの白髪のじぃさんがいた

(何だコイツ!?)と考えてると

バシッ!何かが手にあたった(いてっ!)と思い視線を下に下げると

腰から下がなく手は3メートルあろうかというお化け?的なものがじぃさんに髪をわしずかみにされ引きずられていた

(どうなってんだ??)と考えてると

じぃさんとお化けは廊下のつき当たりの壁に消えていった

まぁ別に怖くもなくその後は普通に寝た

次の日その事を高校の友達のBに言ったら『なぁ、それって霊道じゃね?』Bは結構なオカルト好きなのでそういうのは詳しかった

霊道というのは読んで字のごとく霊の通る道のこと

(けどあのじぃさんは霊っぽくなかったな)とか考えながら家に帰った

でその日事は起こった

夜中に目が覚め(またか)と思い起きようとしたが起きれない、金縛りだ

(マジかよ)考えてたら

ズシズシと左側から歩く音が聞こえてきた、首が動いたので左を向いたら

昨日のじぃさんがいた(何で!?)と考えてたらじぃさんが手を伸ばしてきた

(連れてかれる!!)と思い必死で逃げようとしたが金縛りで体が動かない

じぃさんの手はすぐそこまで来ている

(もう駄目だ)と諦めたそのとき

手は俺を通り越した(何だ?)と思い右を向いたそこには血だらけの女が俺を睨んでいた

じぃさんはその女の首を掴まえ【すまんなさっき逃がしてしまったんじゃよ】と俺に言い女を引きずりながら部屋から出ていった

怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん  

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