短編2
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真夜中の訪問者

初投稿なので誤字・脱字や読みにくい箇所があると思いますが…

ある日の夜中の話。

私が目を覚ますとと急に体が固まったように動かなくなってました。

私は今まで大きな心霊現象などを体験したことがなく、初めての金縛りでした。

しかし、動かないどころか強い力でグイグイ押されるのです。

怖くなって隣で寝てるお母さんに助けを呼ぼうとしても声が出ない…

心の中で「痛い。やめて。」と何回言ってもグイグイ押されて続けます。

目だけは動いたので横目で私の体のほうを少しみてみると白い何かが見えました。

ますます怖くなり必死でお母さんに、かすれた声で呼びかけ体を動かそうとしました。

ふとした拍子に体が軽くなったので、気のせいだと言い聞かせてまた眠りにつきました。

しかし、体の痛みでまた目が覚めました。しばらくすると止まりましたが、怖いので恥ずかしながらお母さんの布団で寝ることにしました…

その後は何もなく朝まで眠ることができました。

しばらくは、夜寝るときに怖くて不安な日が続きました。

――――――――――

それから何日か経ち、仲の良かった知り合いの犬が亡くなったことを聞きました。

その犬には1回しか会ったことがありませんが、子供のできない夫婦が子供のように可愛がってた犬です。

白いフワフワの毛の体がとても大きい犬……!!!

この頃、旦那さんは病気がちで入退院を繰り返し、奥さんは遠い病院まで毎日通いとてもやつれていました。

もしかして、心配した犬が私に最後の挨拶をしたんじゃないかな?と思いました。

「僕はもう側にいれないから……」

そう考えると全然怖くなくなりました。

そして、その犬の為にも2人を支えようと思いました。

読んでくださり、ありがとうございました!

そして、長くなってしまってごめんなさい(;_;)

怖い話投稿:ホラーテラー つくしさん  

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