短編2
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不気味な夢

おとといぐらいから同じ夢を見ます。

その夢の内容は、

紫色とあかね色がまじった不気味な空の下に、終わりがないくらい長い一本道があり、

その道の両側には枯れた草木があります。

僕はいつもただその一本道に立っています。

動こうとしても動けません。

ずいぶん遠くに、いつも胸にアゴが食い込むぐらいに俯いた髪の長い女性がいます。

その女性は、いつも白いフリルのようなものがついたワンピースを着ています。

ただ問題は、

日がたつにつれて、その女性が僕にだんたんと近づいてきているようなんです。

毎日、約20メートルづつ近づいてきているようです。

今朝の夢では、もう僕と女性との距離は約60メートルしかありませんでした。

それに近づいてくるにつれて、だんだんと俯いた顔を上げてきているのです。

今朝の夢では、真っ赤な口紅を塗りたくった口が見えました。

そのとき、その女性が笑ったんですが、口紅なのか血なのかは不明ですが歯が一部赤く染まっていて、唾液が糸を引いていました。

その口は、なにかとても不気味でした。

今朝60メートルぐらいまで接近してきたときやっと分かったのですが、ナタのようなものを右手に持っていました。

今週辺り、危ないかも知れません。

なぜこんな夢を見るようになったのか。

思い当たる節と言えば、一週間前に友人と東京都青梅市黒沢にある吹上トンネルという心霊スポットに行ったせいかもしれません。

また夢をみたら投稿しようと思います。

怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん  

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