短編2
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友達の最期

これは、私が4年前に体験した話です。

私が、とても親しかったお姉ちゃんとその妹さんの話です。私とそのお姉ちゃんと妹さんとは、いつも遊ぶ仲の良い友達でした、しかしある時悲しいことに、事故で二人とも、亡くなってしまいました。

私は、お悔やみの時もボーっとしていました。何時間も一人で泣いていました。

でも、その夜不思議な夢を見ました。

私とお姉ちゃんと妹さんと遊んでいたのです。

すると、いきなりそのお姉ちゃんがこんなことを言い出しました。

姉「いままで、遊んでくれてありがとう。」

妹「とっても、いままで楽しかったなぁ。また一緒に遊びたいな。」

姉「あっちから見守っているね。一人でも大丈夫だから。私たちの事も忘れないで私たちの分も生きるんだよ。心配しないでね。」

妹「私たちの事を忘れないでね。ずっと、友達だよ。」

私「うん、分かった。ずっと友達だよ。」

周りは思い出の場所でした。3人が仲良くなって、遊んだ場所でした。

そしてその二人は、最期に

「また一緒に遊ぼうね。」

と言い残していきました。そして、朝になって目が覚めてから、すぐその二人の眠っているお墓に行きました。そして

「絶対、二人の分は無駄にしないから、あっちで見守っててね。」

と約束をしました。

お姉ちゃんと妹さんは私にとってかけがえのない人だったのです。なので、その二人の分も生きたいと思います。

怖い話投稿:ホラーテラー reinaさん  

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