短編2
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知らない?

深夜、仕事から家に帰ってたら、帰り道に変な女に遭遇した。

髪がまるで貞子みたいに長くて、前髪で顔を隠していて、格好も貞子みたいな白いだぼだぼの服…。

そんな女が電柱にもたれ掛かり、辺りをキョロキョロと見回している。

俺は見た瞬間『ヤバイ』と思い、回れ右して立ち去ろうとしたら、その女は異常に速い歩きで俺に近づき、

「私の子供知らない?私の子供知らない?ねえ知らない?」

と言ってきた。

俺はめちゃくちゃビビり、

「知らない!知らない!警察にでも行って!」

と喚いても女は

「子供知らない?知らない?」

の一点張り。

俺はもう適当に

「あっちの1キロ先の公園にいる!」

と叫んだら、女は

「本当に?本当に?」

と言いながら公園に向かった。

俺はその後すぐその場を離れたが、何か女に悪い事したかな…とか思いながら家に向かって歩いてたら、偶然パトロール中?のパトカーに遭遇。

手をあげ声をあげたりしてパトカーを止めさせて、警官に先程の事を話し、精神が壊れた女を保護してやって下さいと頼んだ。

警官は俺の話を聞いた後、凄く真剣な顔で俺に

「忘れろ。それに関わるな。明日からは今から言う道で帰れ。」

と言って、地図を書いて俺に渡してくれた。

なにこの展開…と思ってたら、もう一人の警官が青ざめた顔で俺に

「二度と夜は今日通った道で帰るな」

と厳命した。

俺はその日以来警官に教えられた道しか帰らないようにしている。

怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん  

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