短編2
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金縛り

最初に、全く怖くないので、それでもいい人はどうぞ

ちなみに文章も下手です

ある夜、僕はなかなか寝付けずにいた、僕の脳は早く寝ろ、と急かしてくる、だが、寝ては行けない、そんな状況が約一時間続いていた

一時間前、僕は布団の中でウトウトしていた、じこくは2時頃、意識はもうろうとしてきた時にそれは、来た

急に体が動かなくなり、何かの気配を感じた

僕は普段から、うつ伏せになり壁の方を向いて眠るのですが、それは僕の後ろに現れた

その瞬間体が動かなくなった、拘束されるような感じではなく、力が入らないといった状態だった、よく目だけは動かせると言うが、全く動かなかった

そいつが動いた、部屋の中を動いている、何をする訳でもってなくただ部屋を動き回っているだけだ

(悪い奴じゃないのかも)

そう思ったら急に睡魔が襲って来た

意識が遠のいて行く

すると、奴が動く気配、近づいて来た

(!?)

首筋におぞましい感覚が走る、この感覚は、

(舐められた!?)

睡魔が一気に吹っ飛んだ

すると奴は離れてまた部屋を動き回る、そしてまた眠りそうになると近づいて来て舐める

延々とそれの繰り返し、さらに奴の舌は鑢のようにザラザラしていてそろそろ首がヤバい

(もし寝たら殺されるのかな)

そんな事を考えていると、不意にドアから

「にゃー」

という声

その瞬間、奴の気配が無くなった

体も自由になり首筋を触るとなにやら粘膜質な何かがベットリと付着していた

ドアを見ると家の猫がこちらを見ている

死人は猫を嫌うと言うが本当にそうだったのか、それとも単に奴は猫が嫌いだったのか、まず死人かどうかも分からんし(笑)

ま、なにはともあれ猫に感謝ですね

そういえば、奴は去る間際にこう言った気がする

《明日は絶対喰ってあげる》

怖い話投稿:ホラーテラー りっぽさん  

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