短編1
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今日は居ないのか

コレは友達から聞いた話

僕は風邪で3日ほど学校を休んでいた。

両親は共働きで祖父母は家にはおらず、僕はクスリを飲んで二階にある部屋で寝続けていた。

しかし3日も寝ていると、寝るということがどれだけ貴重かもわからない子供には暇でしかなくなってくるな。

ちょうどドラえもんのビデオを見ていたせいか、子供なら一度は思うであろう、

「押入れの中で寝たい」

という願望に従って押入れに入ってみた。

押入れは光が一切入ってこずに真っ暗だったが、懐中電灯を持って入っていたので子供心にそこそこ楽しかった。

どのくらい時間が経ったか、階下で玄関の開く音がして誰かが家の中に入ってきた。

3日前から、昼時になると昼休みになった母親が様子を見に来てくれていたので、今日もそれだと思った。

押入れにいて自分が部屋にすなかったら驚くと思って、押入れに隠れ続けた。

そうして、階段を上がる音がしたアタリで少しおかしいと思った。

あからさまにいつもと音が違ったからだ。

部屋の戸が開く音がしてしばらく…

「今日“は”いないのか」

それは見知らぬ人の声。

怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん  

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