短編2
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私ん家の幽霊!

まず最初に、他の人の投稿を読むたびに、ほんまかいな?と疑問が湧く、何か小説家志望の方の作品を読んでいるようで(すみません。)

私は、子供の頃から霊感がとても強く、幼い時から人が死ぬのを予知したり、幽霊が当たり前のように見えていました。

血まみれの女の幽霊を見て、何でこの人は血まみれなんだろう?と疑問に思い、彼女が見えない母親に尋ねたりしました。

やがて、周りから不気味がられ、親からも叱られるので、これは、人には言ってはいけない事なんだと、幼いながら悟りました。

やがて、それらが見えても無視するうちに段々と見えなくなりました。

それから私は幽霊など、全く見る事なく34歳で理想の女性と結婚して、現在5才になる娘がいます。

昨年、中古の一戸建ての家を購入いたしました。

その家を購入する前に、中を見せてもらいましたが、別に何も感じませんでした。

家の契約で前の持ち主と初めて会った時、その人は年配の方でした。

その方が、言うには「この家は、息子のために建てたのですが・・・」それから先は言いませんでした。

私も聞かなかったけど・・・

やがて引越して新しい生活をスタートさせました。

その頃から、変な事がおきました。

夜中に誰かが歩きまわる音がしたり、階段を上り下りする足音がしました。

家の中で、子供の写メを撮った時、子供の後ろに顔の長い男が写りました。

私は、それを見て、これは前の持ち主の長男だと直感でわかりました。

私の妻も、異変に気付いたようで、私に「昨夜、私の布団の周りを男の人が歩いていた。でも多分、夢だと思う。」そう私に言ってきました。

私は、妻に何も答えなかった。

妻や子供を怖がらせたくなかったので、今まで何も言わなかったけど、妻も異変に気付いていた。

それが、つい先程、彼が突然、私の前に現れた。妻と子供が先に寝たので、私は一人リビングで焼酎を飲んでいた。

テーブルを挟んでしばらく彼と見つめあい、私は、彼に「前は、あなたの家だったかもしれないけど、今は私の家です。あなたも住みたいのなら、お金を払いなさい!」そう彼に言いました。

彼は、しばらくして消えていきました。

久しぶりに見たのに不思議と恐怖感はなかったです。

はたして彼は、このまま、居なくなってくれるのか?

それとも、お金をくれるのか?

これは、つい先程、本当にあった話しです。

怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん  

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