短編2
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なたおばさん

心霊スポットに一人で行くという寒い事をやってみた

曰く付きの旧トンネルらしいが、転勤ばかりする俺に一緒に行ってくれる友達は近くにはいなかったのだ

仕事のストレスが溜まりまくり、何か非日常を体験したくなったから決行

しかし一応一人だと心細いのでいくつか武器を携えて出発

近くまで車で行き、そっからは徒歩でトンネルに向かった

トンネルに着くと懐中電灯片手に探検開始

多分半分位中に進んで行くも怪現象は皆無

歩くのもだるいし帰ろうかなと思ったら、俺の懐中電灯は前方のある人物を照らし出した

それは40代位の中年のおばさんでとにかくブス。

顔はカエルを連想させる。

そして両手に鉈みたいなでっかい刃物を構えて不気味に立っていた

曰くのあるトンネルでしかも明かりも無く暗闇の中で、刃物を両手に構えてるブス中年おばさん

俺は見た瞬間に迷わず護身用に持って行った、当たると洒落にならない位痛いガスガンをフルオートで鉈おばさんの顔面に浴びせた

鉈おばさんは命中するや奇声を上げまくって鉈を振り回す。

俺は距離を取った後背中に背負っていた油塗った木刀に火を付け、火に包まれた木刀を鉈おばさんの両手と胴にフルスイング

うずくまったら止めに清め目的で持ってきた日本酒一升瓶を剛速球で顔面に直撃させ逃走した

ちなみに後日トンネル近くの寺の住職にトンネルの事聞いたら「あそこには良くない何かがおり、遊び半分で来た者に災いを与えていた。しかし最近いなくなってほっとした

怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん  

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