短編2
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怪談ノ怪談

とある学校で、生徒を集めて怪談大会をしようと計画した教師がいた。校内放送で、

「夏休み最初の日に、怪談大会を学校で行います。我こそは最恐の語り手だと思う生徒は、ぜひ、集まってください。」

と、一週間前から連絡していた。

そのかいあってか、四十人ちかくの生徒が当日集まった。

午後九時、もちろん保護者の了解を得て行っていた。

いつもの教室より、少し大きい部屋に、集まった生徒と発起人の教師と、もう一人別の先生が小さく輪になった。

「あっ、俺、急用思い出した。」

「えー。先生言いだしっぺじゃん。」

「悪い悪い。じゃっ先生、あとわ...」

ただの怪談大会じゃつまらない。発起人の教師は、百均で買ったお化けの仮面をつけ、怪談大会が終わるころをみはからって、飛び出す準備をしていた。

(そろそろかな?)

発起人の教師は、部屋のドアを勢いよく開けた。

「お化けだぞー!!」

中にいた全員、ぽかんと口をあけ、こっちを見ている。

(あれ?なんだ?びっくりしなかったか?)

なんて考えていると、今度は全員大声で泣き始めたり、中には失神してしっまた生徒もいた。

「えっ!そんなに驚いたか」と聞くと、

「先生そうじゃない!」

と一人の生徒が泣きながら訳を話してくれた。

「先生が出て行った後、すぐに先生が帰ってきたの。でね、ついさっきまでそこで一緒にこわい話

聞いてたの。そしたらその先生が「そろそろかえってくるか。」ってゆうから、何のこと?って思ったら急にその先生が消えて、そしたら今そこから先生が入ってきて...もう、何がなんだか...」

そういってその生徒も大泣きしてしまった。

怖い話投稿:ホラーテラー 青二才さん  

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