中編3
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女性と二人

あれは10年前の真夏の夜、私は今の家から親のいる実家へと里帰りした。

車で約8時間程かかり、かなり疲れていた私は、着いた頃には、フラフラになっていた。

実家は古い8階建のマンションで、住んでる人は余り居ず、結構自殺者も出ている少し不気味なマンションだ。

マンションのエレベーターに着くと、先着で浴衣姿の五十代くらいの女性が待っていた。

その時は、(やはり田舎だな…)

浴衣で出歩くか普通…

としか思わなかった。

その女性と一緒にエレベーターに乗ると、女性は奥に、私は手前に、顔は見ることは出来なかったが、なかなか美人に感じた。

私が8階のボタンを押す。

私が「何階に行きます?」

と、照れながら聞いたのだが、返事が帰ってこず、 (同じ階なのかな…)

と思い、気にしなかった。

8階に着き、私はそそくさと降りていく…。

しかし女性は降りてこない。(あれ?間違えたのかな) と、気にしなかった。

ガチャガチャ、「ただいまー」

「お帰り」

懐かしい声に涙が出そうになる私、その日は疲れていたせいか、すぐに寝てしまった。

起きたのは、夜の10時…(お腹空いたなぁ)

私は母が作ってくれた、夜御飯を1人でに食べていた。しかし都会で暮している私には、何かもの足りない。そうだ!近くにスーパーがある!あそこは夜遅くまでやっているから、何か買いに行こう!!

足速に家を出ていく。

エレベーターが7階で止まっている、ポチッとボタンを押す。

エレベーターが上がってくる。

エレベーターが開く。

なんと!!朝の女性が乗っている。

私は内心ドキッとしたが、たまたまだ、と自分に言い聞かせ、エレベーターに乗る。

1階のボタンを押す。

私「何階に行きます?」

女性「…」

(気持ち悪いなーもう…なんだよ一体)

私は少し怖かった為、下を向き、(早く着いてくれ) と、心の中で何回も繰り返していた。

何事も無く一階についた私は、扉が開いた瞬間に走るように、逃げた。

振り返ると、やはり女性は降りてこない。

その時から、私は幽霊じゃないかと、疑い始めた。

(帰り嫌だなーまた乗らなくちゃ行けないよ、まったく…)

愚痴をこぼしながら歩いていると、スーパーの前に着いた。

まさかの年に何回かの休み…。

(まぢかよ…年に数回しか無いのに…運わるすぎ。)

周りには何もないので、トボトボと、家に帰る。

マンションの下に着くと、少し考えて、(よし!階段で行こう!)

そう思い階段へ行くと、 【ペンキ塗り立て】

と書いてあり、階段の石段の所にもブルーシートが被せてあって、登るのは不可能だった。

渋々エレベーターの方に向かう。

ドクドクドクドク

心臓の鼓動が早くなっていく。

前には女性は居てない。

エレベーターは一階に来ている。

また中に入るのだろうか、

恐る恐る中を覗く。

誰も居てない。

(ふぅー良かった)

安心する私。

8階のボタンを押す。

ポチッ

扉が閉まる直前!!!

隙間から滑る様に、頭からニュルっと女性が入ってきた。

!!!!うわっ!!

思わず叫ぶ私。

しかし女性は一向に前を向いている。

ウナジの綺麗な人だった事を記憶している。

しかし、この状況はさっきと違う!

女性が前にいる。

1階2階3階4階5階…

と上がっていく。

とっその時、女性の首から上だけが、こちらを振り向いてくる。

ゴキッゴキゴキゴキ!!

首が動く度に、骨が折れるような音がする。

私は、怖すぎて気を失いそうになった。

遂に女性の顔がこちらを向いた…、、。

凄い顔で笑いだす。

「キャッハッハッハキャッハッハッハキャッハッハッハ」

私は恥ずかしながら失禁した。

女性の首は、笑いながら回転し続ける。そして8階に着く寸前に女性の顔が私の目の前に来て。

「首…首…首首首首首首首首首首首首首首首首首首くびぃーーー!!」

凄い形相で叫びだした。

その瞬間私は、気を失ったのか、起きたら病院だった。

エレベーターの中で倒れていたらしい。

それ以来実家には帰っていない。

親に自分の家に来てもらっている。

長文、駄文、下手ですいません。

怖い話投稿:ホラーテラー 総理大臣さん  

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