短編2
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双子の絆

長文失礼します。

僕には双子の弟がいます。さして仲が良いわけではない弟は、とある料亭で板前をやっているのですが、ある日を境に頻繁に連絡を入れてくるようになったのです。

その内容が少し妙なのです…

「今日は常連さんに時計をもらった」

「小遣いをくれるいい人と仲良くなった」

など…明らかに怪しい。

言い忘れてましたが私は小さい頃から霊感というか第六感が強かったのです。

弟の言う「常連のお客」

その客、何かあるな…と僕の第六感が告げていました。

しばらくは同じような内容の連絡が入ってきてました。

僕は

「その人とは関わらない方がいい、なんかイヤな感じがする」

と言っていたのですが、それを聞いた弟は激怒し

「お前にはあの人の良さがわからないんだ。あの人の事を悪く言うなら絶交だ」

と、連絡を絶たれてしまいました。

それからしばらく経ったある日の晩、大きい方をする為にトイレに行き、便座で踏ん張っていると肛門に激痛が走りました。

あまりの痛さに股ぐらから便器を覗くとカチカチの大便がまるで意思を持っているかのように肛門に出たり入ったりしていました。

すると、突然弟の事が気になり出し、なんとか便を出しきるとすぐに弟に電話しました。

何度かけ直しても弟は電話に出ませんでした。

肛門に鈍い痛みを残したままその日は寝ました。

その日以降、弟とは連絡が付きません。

後日、母から連絡があり、弟がアナルレイプされたことを知りました。

不思議な事に、僕の肛門から大便が出入りしていたまさにあの時間にアナルレイプにあっていたらしいのです。

怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん  

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