短編2
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大森山動物園

初めての投稿になります。

実体験ですが、怖くはありませんので『へぇ~』ぐらいの気持ちで読んで下さいね。

では始めます。

あれは去年の秋の事でした。

今でこそ実家暮らしですが、当時は秋田市に住んでいました。

ある夜、友人のMとK子の3人でドライブに出掛けました。

向かった先は大森山動物園...の隣にある広場でした。

ここは密かなナンパスポットらしく、駐車場にはちらほらと車が停まっていました。

M:『ぉ、車いだ。揺れてる~?』

私:『なーんも揺れでね。ぁゃ~、つまらねなぁ(・3・)』

(訳:揺れてないな、つまらん)

K子:『なによ、いやらしぃ!』

私&M:『は?おめの家のベッドな毎日揺れでらなだべ?』

(訳:は?お前んちのベッドは毎晩揺れてんだろ?)

こんな会話をしながら広場に行きました。

そこは市内が一望でき、街の明かりがキラキラと宝石のように光っていました。

そこで一つ怖い話をK子が始めました。

内容は省きますが、『こわいおねぇちゃん』としましょう。

その時からMの様子が微妙に変でした。

ひとしきり夜景を楽しんで、車に戻ろうかと駐車場に続く階段を降り始めました。順番はM&K子の後に私。

その時、私の後ろで微かにチャリッと鈍った鈴の様な音が聞こえました。勿論私以外の人間は居ません。

すると背後に何かの気配が現れて、一気に鳥肌が立ちました。さらに『ソレ』がゆっくりと後から近付いて来るのです。

初めて経験する恐怖でした。

前を歩くMに『なぁ、後になんかいねぇ?』と思わず言ってしまいました。

K子がビビって一人逃走…薄情な女だ。

何とか車に戻った私は、真っ先にMに尋ねました(彼は霊感持ち)。

私:『…いた?』

M:『ん。いたよね、後に一人。距離は?』

私:『5m以内。相当近付かれたからビビッた...。』

M:『ぉ!合ってるね。実は俺の前にも居たよ、猿っぽい霊が一匹。ササーッと逃げてったw』

(※↑翻訳済)

どうやら私の後に居た霊は、怖い話の時点で隅っこから私達をじーっと見ていたようです。

私が背後に感じた時は、私達の帰りを見送っていたとの事でした。

何だか切ない気持ちになり、帰り際に階段へ向かって『バイバイ』と手を振りました。

怖い話投稿:ホラーテラー ウマイ!テーレッテレー♪さん  

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