短編2
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ピンサロ体験談

営業でまわってた現場の近所に都内でも有名な風俗街があった。

昼飯も食ってちょっと休憩にでもと通りから外れたピンサロに突撃してみたんだ

地下に続く階段降りたらボーイが看板出してて今開店したらしくすぐ案内された(ちなみにフリー)

カーテン入ってから一番奥のソファー席で隣同士頭見えないくらいの高さだった

正面が鏡になってて黒服が麦茶とおしぼり持ってきて『もうしばらくお待ち下さい』とか言うからタバコ吸って待ってたのね

そしたら薄暗い中隣の隣くらいの席に髪の毛ペタンとした頭が見えたから客か?

と思ったけどアナウンスないし女の頭っぽいから嬢だと思った。 ってかドキドキしちゃって気にしなかった

コツコツいいながらお姉さん登場して『はじめまして~』ってなって巻き巻きのギャルでウヘヘとか言ってベルト外してフキフキしてた時にさっきの場所チラ見したら頭見えなくてさ

ユーロビートのやたらうるさい中お姉さんがくわえ込みはじめて『これで5千円は誠に素晴らしい』とか多幸感に包まれてるその瞬間

一個前の席にさっきの頭があるのね

カンペキ『え??』でさ いつ通ったの?って

でもこっちサービス中だから全くお構い無しだよね普通に

目ぇつぶって感情高めてたらすぐフィニッシュでお姉さん名刺持ってくるって言うからまたタバコ吸って余韻に浸ってたわけさ

『フゥ~』の時間に色々思い出しニヤニヤしてたらちょっと待てよと

俺の前って席じゃねぇって鏡だって

なんで頭が見えたのって俺の真後ろに居たからじゃん

しかも向きと逆に?座ってもその位置に頭出ないのに?立ったら胸まで出るのに?ワッツ??

あれ誰?何?

ワケわかんなすぎて名刺持ってきたお姉さんにやたら大声でびびってた。

怖い話投稿:ホラーテラー 地雷さん  

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