短編2
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友達

目覚ましがなり目を覚ました。

眠い目を擦りながらリビングへ向った。

「おはよう。」

義母が笑顔で挨拶をしながら朝食の準備をしている。

「おはよう。」

僕は朝食を食べ終えると学校へ行く支度をした。

靴を履いていると義母が玄関まで見送りに来た。

「行ってらっしゃい。学校終わったら、直ぐに家に帰って来るように。」

「分かってるよ。行って来ます。」

そう言って玄関をでた。

義母は血の繋がっていない僕を本当の息子ように愛してくれたし僕もその事は嬉しかった。、しかし、最近は僕の生活を監視して来るようになり遂には女性関係にまで口を出すようになった。

学校の前にある長い坂を歩いていると肩をたたかれた。

幼馴染みのAとBだ。

三人で他愛ない話をしているとAが、

「友達から聞いたんだけどね。隣のクラスに僕君好きな子がいるらしいよ。」

と言い出した。

僕には今まで彼女と言うものが出来た事がなく、どうせくだらない噂だろ。と軽くあしらったが心の中ではガッツポーズを作っていた。

授業の大半を睡眠時間に使い、昼休みを迎えた。

Bと弁当を食べていると突然隣のクラスの女子に呼び出された。

まさか・・・。

「あの・・・。私と付き合って下さい!」

キター!遂にキター!

Aの話は本当だったのか!

彼女の告白をOKし僕達は付き合った。

学校が終わり、校門へ行くと彼女が待っていた。

彼女が出来ると言うのはこんなの素晴らしい事なのか。そんな事を考えながら二人で家路についた。

その日は彼女に電話をして眠りについた。

次の日、電話の着信音で目が覚めた。

彼女からだ。

モーニングコールまでしてくれるなんて、なんていい子なんだ。

「もしもし。」

「もしもし。僕さんですか?」

誰だ?

「はい。そうですが。」

「警察のものです。つかぬ事を御伺いしますが、彼女さんとはどのようなご関係で?」

「彼女とは付き合っています。いったい何があったんですか?」

「大変申上げにくいのですが・・・。今朝方彼女さんのバラバラ死体が見つかりました。」

続く

怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん  

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