短編1
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鬼の守護霊

昔霊能者か占い師か忘れたが、その人に

「君の守護霊は仏とは似て非なる者。鬼にほど近い強く凶々しい守護霊だ。常に君は守られている。もう私の目の前には表れないでくれ。」

と不可解な事を言われたことがある。

私は霊体験とか昔住んでたアパートが曰く付きだったので、それ以降は全くない、ただのDQNでした。

だからそんなこと信じなかったし気にしてませんでした。

友達と北陸にある有名な廃墟に行った時、何事も無く八階まで巡り、屋上でタバコをふかしていると

手すりに捕まっている長い髪の女がいました。

場をパニックにしても駄目なので黙って一服していると

霊感のある寺の娘が…

「キャー!そこの手すりに女がいるー!」

と空気の読めない雄叫びを…

場はパニックになり皆我先にと階段を降りてく始末。

腰が抜けたのか寺の娘はその場で這ってるだけ。

仕方ないので抱えようと近づくと…

「頭がー!」

とか雄叫びをあげた。

憑かれたのかとか思いつつも寺の娘を抱えて、その場を後にした。

帰り道に寺の娘は言った。

「女がこっちに来てたと思ったら、いきまり首が斬れて鬼が体を喰っていた…」

寺の娘は今は精神病棟にいる。

その鬼と霊能者が言った私の守護霊は何か関係があるのだろうか。

守っていてくれるのだろうか。

それとも俺もいつか廃墟の女みたいに…

怖い話投稿:ホラーテラー DQNさん  

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