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短編2
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隙間……。

はじめまして。

最初に申し上げます。

これはフィクションです。

フィクションなのに載せてしまいすいません。

文章の間違いなどあるかと思いますがおおめに見てください。

       桜

キーンコーンカーンコーン。

学校が終わり、暇だった俺は友人のTの家に遊びに行くことにした。

「そういえばお前、引っ越したんだよな」

帰り道、俺はTにたずねた。

「おぉ、今よりちょっと遠くなったがな」

「楽しみだな」

「何もないぜ」

っと話ているうちにTの家に着いた。

「お邪魔しま~す…って、今日家の人留守なのか?」

「あぁ、仕事で忙しくてな」

2人は2階にあるTの部屋へと向かった。

ゲームをしたり漫画を読んだり気がつけば夜の7時だった。

「そろそろ帰らなきゃ」

「もぅ外暗いぜ?雨も降ってるし…幸い明日休みだし泊まってけば?」

窓に目をやるとかなり本降りだった。

「そうするわ」

親に連絡をいれ、俺はTの家に泊まることにした。

プルル。

「あっ電話が鳴ってるちょっと待ってて」

っとTは下に降りて行った。

俺はTの布団に寝そべり、ふと押し入れの方に目をやった。

あ~あそこあいてるの気になるわ~。

押し入れには少し隙間が開いていた。

しばらくその隙間を見つめる。

よくホラー系だとなんかあるんだよな…。

っと俺は思い、押し入れを閉めた。

閉めたのと同時にTがきた。

「親、今日帰ってこないって」

「へぇー大変だな」

俺はそばにある漫画を読みはじめた。

「あっ」

Tは小さく呟き、押し入れの方へと向かった。

「こーゆう隙間、気になるよな」

えっ!?

っと思い押し入れに目をやると隙間が開いていた。

確かにさっき閉めたんだけどな…。

Tが押し入れを閉める。

「どうした?」

「いや…何にも…」

まぁ気のせいだと思いまた漫画を読みはじめる。

「そういや~、腹へったな」

Tが俺に言った。

「おっおぅ」

正直お菓子をたくさん食べていたので空いてなかった。

「なんかとってくる」

「俺もいくよ」

と起き上がる。

「あっ…」

何となく押し入れに目をやったら隙間が開いていた。

硬直している俺に、

「先下で探してるからはようこいよ」

っとTは下に降りていった。

またその隙間を見つめる。

そろそろ近づき手を入れてみた。

続く…。

怖い話投稿:ホラーテラー 桜さん  

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