はじめまして。
最初に申し上げます。
これはフィクションです。
フィクションなのに載せてしまいすいません。
文章の間違いなどあるかと思いますがおおめに見てください。
桜
キーンコーンカーンコーン。
学校が終わり、暇だった俺は友人のTの家に遊びに行くことにした。
「そういえばお前、引っ越したんだよな」
帰り道、俺はTにたずねた。
「おぉ、今よりちょっと遠くなったがな」
「楽しみだな」
「何もないぜ」
っと話ているうちにTの家に着いた。
「お邪魔しま~す…って、今日家の人留守なのか?」
「あぁ、仕事で忙しくてな」
2人は2階にあるTの部屋へと向かった。
ゲームをしたり漫画を読んだり気がつけば夜の7時だった。
「そろそろ帰らなきゃ」
「もぅ外暗いぜ?雨も降ってるし…幸い明日休みだし泊まってけば?」
窓に目をやるとかなり本降りだった。
「そうするわ」
親に連絡をいれ、俺はTの家に泊まることにした。
プルル。
「あっ電話が鳴ってるちょっと待ってて」
っとTは下に降りて行った。
俺はTの布団に寝そべり、ふと押し入れの方に目をやった。
あ~あそこあいてるの気になるわ~。
押し入れには少し隙間が開いていた。
しばらくその隙間を見つめる。
よくホラー系だとなんかあるんだよな…。
っと俺は思い、押し入れを閉めた。
閉めたのと同時にTがきた。
「親、今日帰ってこないって」
「へぇー大変だな」
俺はそばにある漫画を読みはじめた。
「あっ」
Tは小さく呟き、押し入れの方へと向かった。
「こーゆう隙間、気になるよな」
えっ!?
っと思い押し入れに目をやると隙間が開いていた。
確かにさっき閉めたんだけどな…。
Tが押し入れを閉める。
「どうした?」
「いや…何にも…」
まぁ気のせいだと思いまた漫画を読みはじめる。
「そういや~、腹へったな」
Tが俺に言った。
「おっおぅ」
正直お菓子をたくさん食べていたので空いてなかった。
「なんかとってくる」
「俺もいくよ」
と起き上がる。
「あっ…」
何となく押し入れに目をやったら隙間が開いていた。
硬直している俺に、
「先下で探してるからはようこいよ」
っとTは下に降りていった。
またその隙間を見つめる。
そろそろ近づき手を入れてみた。
続く…。
怖い話投稿:ホラーテラー 桜さん
作者怖話