「アンタ……悪いモン憑いてるねぇ」
(^ω^)ハァ?
イヤイヤイヤ、待て待て、何故に?
何故に見知らぬ婆さんに、そんな事言われな……
俺は、加藤ケン太。高校一年生です。
空は快晴で、気持ちが良かった。
そんな、ある日の事だった。
「アンタ悪いモン憑いてるね」
見知らぬ婆さんにいきなり言われた一言。
正直、ボコりたかったお(#^ω^)
人が気持ちよく、下校しとる時に……。
ちなみに、俺はチビりのビビりだw
婆さんは俺にそう伝えた後、
「祓ったげるから家に来い」
逝きません。
第一俺は、幽霊とかお化けとかは信じないし、信じたくない。
俺は婆さんを無視し、家に帰った。
家に着いたが、家には誰も居なかった。そう言えば、親は一週間出張だったな。
ヤーwwフーww
俺は、次の日学校が休みだった事もありエ△ゲしまくった。気づいた時には、時刻は既に深夜の2時を回っていた。
もう寝るかと、俺は二階に向かった。
その時だった。
「ッッ!!!」
視界の端に移る、ナニか。
明らか、人だと分かった。
しかし、細かい容姿まではよくわからなかったが、俺は恐怖にひれ伏した。
あまりの、恐さに動けなかった。
体から油汗が出、体が震える。
俺は、そのまま目を瞑り二階の階段を上がった。
何度か転びそうになったが、無事自分の部屋に着きそのまま眠りについた。
次の日の朝。
まるで昨日の事が嘘のように、気持ちのいい朝だった。
空は変わらず快晴。
俺は、ファミ通を読もうとコンビニへ向かった。
道中あの婆さんに会った。
「アンタ……今日死ぬかもね……」
(゜ω゜)ハイ?
婆さんはそのまま家に帰ってしまった。
これが、婆さんとの最後の会話となってしまった。
俺はその日人生最大の恐怖を味わう事になるとは、知らず呑気にファミ通を読みに向かった。
怖い話投稿:ホラーテラー 加藤さん
作者怖話