ホラースポットの紹介です!!
三重県松阪市の国道42号線から国道166号線に入って2つ目の信号に、その呪いの灯篭は存在する。目印は理容院と駐車場だ。
交差点の横断歩道を遮る不自然な分離帯に、1本の灯篭と卒倒婆がある。
道路の拡張工事で灯篭を動かそうとすると、そのたびに工事関係者に次々と不幸が訪れ、作業中に不自然な事故や原因不明の病気で亡くなった者は後を絶たない。そのために工事が大幅に遅れ、地元業者も恐れたために撤去を断念し、今日に至る。
触っただけでも災いを及ぼすと言われる。灯篭の分離帯にうっかり足を置いた学生が、数日後に足を骨折などという話は無数にある。
言い伝えでは、昔この場所で行き倒れになった旅人の供養のために建てられたものという。誰にも助けてもらえず、「触りたくなければ、触らなくてもいい・・・」と言い残して亡くなったそうだ。
松阪市出身の友達に聞いてみると、地元では有名な話のような反応をしていた。
地縛霊となった旅人は、今日もさまよっているのだろうか。興味本位に近寄り触れる者たちに罰を下すのだろうか・・・
怖い話投稿:ホラーテラー サマエルさん
作者怖話