オチはないです。
もう何年も前の事です。
小学生だった私は、親に連れられてスキーに行っていました。
一日中スキーを楽しみ、後は寝るだけ、そういう状態になりました。
親はすっかり寝てしまいましたが、私は一人眠れず、枕元の電気を付けて本を読んで眠気を誘っていました。
その時です。私達の部屋は一番端だったのですが、ないはずの隣の部屋から子供の声が、それも真夜中に聞こえてきたのです。
恐ろしくなった私は本を読むのをやめ、布団を頭まで被って寝ました。
そして朝、何気なく外を見ると、一面の雪景色の中に小さな外国人の男の子が立っていました。
怖い話投稿:ホラーテラー 澪さん
作者怖話