昼間の出来事。
友達と二人で自転車を走らせていた時の事。
田んぼ道の、開けている道を走っていた。
その時だった。
「ひぃうっっ!」
隣に居る友達が情けない声を出した。
俺もつられて、友達の方を見る。
友達の顔、服に、
黒いベタベタした液体がかかっていた。
友達は、
「鳥のフンか!?」
俺は空を見上げた。
しかし、空には何もいない。
友達が叫び、空を見るまで10秒かからなかった。
10秒以内に、鳥がこの場から消えることは不可能。
しかも、その液体は無臭。
「コレ何だよ!」
友達が声を荒げる。
「とにかく……帰ろか」俺たちは帰った。
結局あの液体が何なのかは不明。
周りに人は居なかった。
一体、あの液体は何だったのだろうか?
怖い話投稿:ホラーテラー 生存者さん
作者怖話