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まさかの…。(注意!!精神的にきます…。)

短編2
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まさかの…。(注意!!精神的にきます…。)

僕の友達が不動産屋さんで働いていて、不動産の話はよく酒のつまみで聞いています。

為になる話や、面白いお客さんの話等々…。

中でも、忘れられない話を一つ…。

その時、僕はちょうど更新の時期で物件を探してました。

勿論、友人にも相談してましたが、時期的になかなか良い部屋が無くて困ってました。

ある日いつものように不動産屋さんの友人(仮にS)が、

S「N(僕)!!良い部屋が出てきたよ(笑)」

N「どんな部屋よ?」

S「それがさぁ、中○線の○○駅徒歩五分!!築浅で十階建のマンション。まぁ一階なんだけど、家賃はなんと五万円!!」

相場で考えると、大体八〜九万位だから、ついつい前のめりになってしまったが…。

安すぎる…。

N「てか、安すぎやしないかい?」

S「まぁまぁ、気にすんなって。それに、八ヶ月家賃無料だぜ!!」

???

本格的に怪しい…。

てか、僕の中で確定。

フラグ立ちました…。

間違いない、曰くつきだ…。

N「どうせ、なんかあった部屋なんだろ?いくらおらでも解るわな!!」

S「まぁ、解るわな。誰でも…。そう、事故物件だよ。」

Sいわく、不動産屋さんに物件が廻ってくると、どんな物件か詳細な情報がついてくるらしい。

勿論、僕ら一般人には公開出来ない情報もあるらしい。

S「その物件も、情報の欄に

事故物件、飛び降り。

って書いてあったんだよ!!

皆で、また面倒なのが入ってきたなぁ〜なんて話をしてたんだけど、同僚が書類見て首を傾げてるんだよ。

どうしたのって聞いてみたら、

この物件、一階って書いてあるよな?

一階で飛び降り?

おかしくないか?ってさ。

んで気になって大家さんに聞いてみたら、どうも゙着地点゙が、その部屋のベランダだったらしいんだよ…。」

N「お前、そんな部屋奨めんなよ〜!!」

S「ちなみに前の入居者は、夜中にベランダの方からドカ〜ンって音がして、ベランダの窓を開けたら、グチャグチャの仏さんとご対面したらしいよ。」

N「んで、その人は?」

S「出て行ったに決まってるだろ!!だっていま空室なんだから…。」

N「あっ、そっかぁ。」

S「相当病んだらしいよ…。大家さんも後処理なんか大変だったらしいよ…。

多分、誰も入らないだろうなぁ〜。」

N「んなもん、奨めんな!!」

ちなみにその一週間後、そんなの関係ねぇ〜と、若い男の子が入居したそうな…。

何にも起きなきゃいいけど…。

最後にSの名言…。

「東京の賃貸物件の約四割が

゙いわくつぎだよ…。

なんか起きても、一回入退去しちゃえば、通知する義務は無くなるからね!

みんな、気づきようがないさ…。風呂場とか多いよ、自殺場所てきにはね…。」

うちは大丈夫かなぁ?

まんまと、Sに紹介してもらった物件なんで…。

ちなみに皆さんのお宅は大丈夫ですか?

怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん  

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