以前、縄張りを投稿した なまなりです
今回は、僕の友達の話しを…
くだらないしお化けの話しでは、ありません
実話ですよ
僕の友達、藤本君(仮名)身長は、小さいけど、ガッシリとした男気のあるいい男なんです(僕は、そっち系では、ありません)
以前、藤本君と渓流釣りに行った時の話しです
朝方の3時位に家を出て、2時間位かけて現場えと向かうのですが
山道は、街灯も無く街中よりも視界が悪く慣れない人では、運転しずらいものです
僕も藤本君も何回も入っている山なので行きは藤本君、帰りは僕が、運転する事にしたんです…
最後のコンビニで軽い朝食を買ってそこから10㌔も走れば本格的な山道突入です
辺りはまだ真っ暗闇!
道も所々、舗装されておらず、左側はガードレールが無く、落ちたら即死な感じの崖になってるんです
藤本君は、慣れた感じで車を走らせ
僕も運転を任せてシートを倒しちょっと横になっていたんです
目をつぶって車の排気音を聞いていました
ブゥ~~~~ン
その排気音が急に
ブオォォ~~~っとアクセルを全開に開けた音に変わって
僕は、なんだ??と思い起きた瞬間!
ドンッ!
鈍い音がしました
運転席の藤本君を見ると横顔が、にやけている様に見えました
「大丈夫!?」
僕の問い掛けに
「鹿、轢いた!」
と藤本君
二人で車から降りて見ると車から少し離れたとこに鹿が!
鹿は、まだ生きているみたいでフゥ~フゥ~っと呼吸をしていました
「可愛そうやな…」
僕が呟くと藤本君は
「まだ生きとるか…」
と小声で言い車に戻って行きました
「なぁ!鹿どうする?このままにしとく訳にいかんし?」
すると車から戻って来た藤本君、徐に鹿の前にしゃがみ込み手を挙げて振り落とした瞬間
キゥュ~
「な、なにしとる?」
僕が藤本君の後ろから覗き込むと…
続きます
怖い話投稿:ホラーテラー なまなりさん
作者怖話