小学生くらいの時のお話です。
その日は夏休みの真っただ中。僕はあまりの暑さに半分しか開いていない部屋の窓を全開に開けた。
しかしその日は風がなく窓を開けても暑かった。
ミーンミーンミーン
蝉の声が五月蠅かった。
その時僕は何を思ったのか全開に開けた窓から両手を出して
「風よ吹けー!」
と叫んだ。
するとピューと風が吹いてきた。僕はその時「これって超能力じゃね?」って阿呆な事を思った。
そして何度も空に手を伸ばし「風よ吹け!」と叫んだ。
おバカで純粋だったあの頃が懐かしい。
超能力なんて持ってないのにね~(笑)
怖くなくてm( _ _ )mなさい。
怖い話投稿:ホラーテラー 閃さん
作者怖話