こんばんは。
都市伝説ハンターです。
私は日夜ネット等で囁かれる都市伝説を解明するのが趣味です。
そんな私が最近耳にした都市伝説を紹介したいと思います。
では、どうぞ。
ここに一人の極普通のサラリーマンが居た。
そんな彼がある日曜日最愛の彼女とデートを楽しんでいた。
彼らは夜ファミレスで食事をとる事にした。
食事中彼女がこんな事を言い出した。
「ねえ未来からのメールって知ってる?」
彼女の話しによると未来からメールが来て、そのメールには自分に起こる出来事が書いてある言う。
そしてそのメールの日付は未来からで、起こる出来事はその日付、その時間に起こると言うのだ。
彼はそんなの有り得ない、幼稚だと言って彼女を笑った。
そしてデートも終わり、彼が自宅に帰った頃には「未来からのメール」の話等忘れていた。
彼がシャワーを浴びようと服を脱いでいる時、彼の携帯が鳴った。
携帯を開くとメールが一通届いていた。
メールを開くと彼女からだった。内容は次いつ会えるか等だった。
彼は彼女にメールを返し、シャワーを浴びた。
風呂から上がり体をタオルで拭いていると、また彼の携帯がなる。
携帯を開くとメールが一通届いていた。
メールを開くと彼女からではない謎のアドレスからだった。
メールの日付を見てみると明日の日付、時間は18:16分。彼は不思議に思いながらも本文を読むと彼は驚いた。それは明日自分が車にひかれ足を骨折すると言う物だった。
彼は彼女の話しを思いだした。だが彼はまったく信じていなかった。どうせ誰かのいたずらだろうと思いメールを消した。
次の日、彼はメールの通り事故にあい足を骨折し、入院した。
彼はメールの存在を思いだしたが、彼女には話さなかった。あれだけ馬鹿にして言えるわけがない。
そして月日は経ち彼は未来からのメールの存在を忘れていた。
彼女と結婚し子宝にも恵まれ幸せに暮らしていた。
そんなある日また未来からメールが届く。日付は明後日、時間は10:00。
彼は驚いた。また未来からメール来た。彼は恐る恐るメールを開いた。
メールの内容に彼は驚愕した。
世界が消える。
これを見た彼はこの事を妻に話したが信じて貰えず、それ所か妻に「あの話しまだ覚えてたの?てゆうか嘘つくならもうちょっとましな嘘ついてよ」と言われるしまつ。
そして未来からのメールの日、彼は渋滞に引っ掛かりタクシーの中で足止めをくらっていた。
彼は心の中で覚悟を決めていた。世界が消えるなら逃げようがない。どうせ誰に話しても信じて貰えないなら普通に過ごそうと。
そして彼は電車に乗り会社に向かった。
今日はいつもより揺れるな、と思った瞬間電車は脱線し横転した。
彼の意識は朦朧とし身体中が痛い。
彼は薄れていく意識の中で思った。今死んでもどうせすぐ世界が消える。そう思いながら彼は死んだ。
「ニュースです。今日未明○○県○○市で電車が脱線、横転する事故がありました。重軽者大勢、死者一名…」
そう世界が消えるとは彼の世界が消えると言うこと。
彼は自分に起こると言う事を忘れていたのである。
皆様も未来からメール来た時は注意してください。
そのメールは貴方の死を告げるメールかもしれません。
ありがとうございました。
怖い話投稿:ホラーテラー 都市伝説ハンターさん
作者怖話