去年の今頃。
友人2人(A、B)と何かと噂のあるトンネルに行った。
A「なんでお前らって心霊スポット好きなん?マジありえんわ…」
B「おまwビビりすぎwでも嫌とは言わへんやん♪そこがお前のいいとこやん♪」
俺「そうそうwそれに車出せんのAだけやん。来てもらわな困るよw」
A「つか、これオヤジの車やし…。汚したりしたら怒鳴られるん俺やからな…(この時点でもぅ半泣きw)」
B「半泣きやんwでも今から行くとこ、オ・バ・ケ。でるって噂やぞw今半泣きやったらオバケ出てきたら昇天するんちゃうんw」
俺「昇天てwなんかやらしいw」
A「するかアホ!オヤジの方が怖いっちゅうねん!オバケなんかに逝かされるか!」
なんて話をしてるうちに目的地前に。
B「さぁ通り抜けどぅしよ?
walk!or…drive!」
A「ぜっっったい!車!」
俺「ほな車やな。A!突撃じゃ~!」
A「……りょーかい」
B「おいおぃ…ビビりすぎて声が小さいぞ…そんなんじゃオバケにナメられるぞ」
俺「ホンマやで…「俺が成仏させたら~!!」ってな勢いで行かんと…A!やり直し!」
A「お…俺がぁ成仏ぅさせたらぁ~」
俺「情けな!」
B「ま、ええわwそういや何も出てこんなぁ…もうすぐ出口やないか。」
A「ホンマや!よかった~。」
ばん!!!!!
三人「…っ!」
A「…なんかひいた?」
B「俺見てへんしわからん…。」
俺「…A!車出せ!」
A「なん…」
俺「いいから早よだせ!!見られてるぞ!!」
B「うわっ!」
車の左右の窓ガラス。目から上しか見えないが、5、6体の人間だった物が車内を睨んでいた
A「うわあああぁあぁあああ!」
B「出口もうすぐ!早く!」
…
トンネルをでて、すぐ近くのコンビニの駐車場へ。
少し落ち着いたところで、
B「あれはあかん…」
A「チビった…」
俺「トイレ借りて来い…」
と、Aはコンビニへ行こうとドアを開け、外に出た時…
A「うっ…」
B「どした?」
車体には、おびただしい数の
髪の毛が。
すぐにAの家に行きオヤジさんと神社へ行きました。
もちろんAはオヤジに怒られ…
なく、「お前になんもなくてよかった」と泣いていました。
これが去年体験した話です。
読んでいただきありがとうございました。
怖い話投稿:ホラーテラー マルメンさん
作者怖話