これは昔、漫画本に書いてあったものを書かせて頂きました。
私は普通の人より感情表現が下手なのかも知れない。本当は辛いってわかって欲しいだけなのかも知れないが、
自分の気持ちを周りに伝えられないでいた。
だからいつしか、誰かに気づいてもらうため
初めは親指の根本をずっと噛み歯形を付けた。
食いちぎられるのかも知れないと思うほど痛かったが自分の歯の力では食いちぎることは出来なかった。
初めは歯形を付けることにより欲求は解消されていたが次第に飽きてきていた。
だから次に何故か喉を叩きたくなった。昔、男友達が喉仏を叩かれ泣いていた。だから私は無償に叩きたくなった。
ドンドン‥ドンドンドン‥ドンドンドンドンドン‥!!
痛みはそれほど感じなかったが、息を飲むたび渋い痛みが走った。
さすがに喋れなくなってはと臆病者の私は足に包丁を当ててみた。
切れたら‥切れたら痛いだろうか。
ザクッ‥
かすり傷が出来た。血が出た。痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い
だが誰も気づかない。やはり気づいてもらわなきゃ意味がない
どんどんどんどん、私の行動はエスカレートした。
本当は誰かに気づいて欲しいだけだったハズが
いつしか自分を痛めつけないと物足りなくなったのだ。
包丁を片手に目に当ててみた。
『‥‥‥‥‥‥‥‥。』
さすがにそれはなぁ‥(笑)
怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん
作者怖話