続き
テレビに映ったのは、薄暗い個室。その個室には二人の男女がいた。女は少し年増だ。
がっかりだ。
でもそのがっかりも性欲にねじ伏せられ、これでオナニーしようと思った。
あれ?
見ていると、SMものであるのに気付く。
しかも男がM。これには性欲も失せる。
!!
見ていると、女が男に尻に液体の入った大きな注射器をぶっさしていた。
気持ちわるっ…これも友達へのプレゼントだろうな。
そう思ってみるのを辞めて、先ほどの段ボール箱とプラスチックの箱に目を戻す。
もう開封済みなようで、開けてみる。
段ボール箱の中には…
成人男性用、紙おむつ50枚入り
何これ…?兄ちゃんは最近尿漏れでもするのか?おむつが一枚減っている。
そしてプラスチックの箱の中を開けてみる。何やら見たことのあるものがそこにはあった。
真っ赤な液体の入った大きな注射器
「ミーンミンミンミーン」
蝉の声だけが音を発するのを許されていた。兄ちゃんの性癖を知ってしまい、オレは放心状態であった。
しかしやがてハッとし、黒い紙袋をぶちまけ、DVDを再生しっぱなしの事態を再確認した。
これはバレるとマズいな…兄ちゃんはまだ帰って来てない…
そう思い元に直そうと取り掛かろうとしたが、無駄であることに気付いた。
窓の外から兄ちゃんがこっちを見ていた
怖い話投稿:ホラーテラー 匿名ちゃんさん
作者怖話