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短編1
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隙間

実家に住んでいた頃の実体験です。

私の実家は、変なことがよくありました。

例えば、二階の自室でくつろいでいたら誰かが階段を駆け上る音がする。

一階で妹とテレビを見てたら、二階のドアを激しく何度も開け閉めする音がする。

いずれも確認しましたが誰もいせんでした。大工してる祖父の建てた家なので欠陥住宅でもないです。

そんな実家の自室での夜。

寝ようと思い布団にはいり目を閉じたその時。

かち…かち…。

時計の音が耳につきました。

部屋に時計は二つ。壁掛けと枕元の目覚まし。

ただ、ずぼらな性格もあり、時計はどちらも電池が切れてるどころか入ってもない…。

音は枕元の目覚ましから…。

振り向いて確認しようと、上半身を起こし、振り向く前に目に入ったものがありました。

二本の腕…。

足元の、ベッドと机のわずかな隙間から…。

びびって足を引くと、腕は足をつかもうとしたのか、降り下ろされましたが、足は引かれてるのでベッドをたたく形となり、ズルズルと隙間に消えていきました。

足をもしつかまれたらどうなったか…なぜ時計は動いたか…。

部屋は物置にされてるそうですが、ベッドも机もそのままあるそうです。

怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん  

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隙間にいたのが何だったのか気になります。・・・・・・・怖

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