短編2
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タイマン

仕事帰りの事

その日は残業で帰りがいつもより遅く10時ぐらいだった

降りるのが終点だったので最後の方は人があまり乗っていなかった

駅に着き改札を越えた所でいきなり誰かに腕を組まれた

「助けて下さい」震える声…横を見ると かわいい女の子

これはキターとその時は思い歩きながら話しを聞くと どうも誰かにつけられているらしい

私はさりげなく後ろを見てみた

なんかジュラルミンみたいな鞄持ったキモいオッサンが居た

後ろ15Mぐらいにオッサンは居た

とりあえず女の子はバスに乗るらしくバスが来るまで一緒に居てあげた(この時携帯番号聞けばよかったと後で後悔)まだ向こうにオッサンは居る

少ししてバスが来て女の子は礼を言って去って行った

私は駅から歩きだったので また歩きだした……? ? ?

オッサン着いて来た!コワッ

家まで20分ぐらいある道をずっと着いて来る

10分ぐらい歩くがまだ居るので私もいい加減頭にきたのでオッサンに向かって走りだした

残業で遅くなり 女の子の番号もゲットできず あげくに変なオッサンに後をつけられ最悪な状態が私の恐怖という感覚を麻痺させて怒りに変えていた

「なんか用オッサン?」私は問い掛ける

オッサン無言…

少しの沈黙が続き私が「何とか言え」と言いかけたその時

「ウゥワァァァァァ」

奇声と共に鞄を振り回したオッサン

鞄私の顔面に直撃…

キモいオッサンだからやばくなったら力で捩伏せれると思っていた私が甘かった(喧嘩もまともにした事も無いのに)

崩れさり痛みでもがいているとオッサン追撃の痰を浴びホントに酷い気持ちになる私に一言  「邪魔すんなぁ〜」

オッサンは闇に消えて行った

人は外見だけで判断すると痛い目に会うと身に染みて感じた

不審者とは関わらない方がいいよ本当

終わり

怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん  

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