私は中1の13歳。
これは、小6の夏に体験した話です。
私は、夏休みに入り、田舎のおじいちゃん、おばあちゃんの家へ行く事になりました。
6年ぶりに行くので、6年前に行った事など、覚えていませんでした。
おじいちゃん、おばあちゃんの家に着き、少し落ち着いた所で、私は田舎を散歩したくなり、 5時から夕飯の時間の6時までの間に、散歩をしてくる事にしました。
辛うじて電波がつながる所なので、ケータイを持ち、一応さいふとハンカチとリップを持って出かけました。
3分くらい歩くと、駄菓子屋みたいな所があり、私はお菓子食べようかなと思いい中に入ると、20代後半〜30代前半くらいの女性がいました。
女性は、こんなに暑い夏にも関わらず、厚着でした。
外に出る仕事じゃないし、日焼け対策には思えません。
女性「いらっしゃい。」
私は一礼して、確か、あめガムを6こ、コーラ味とソーダ味を買いました。
駄菓子屋を出ようとすると………
女性「見かけない子ね。遊びに来たの?」
私「え?はい。おばあちゃんの家に遊びに来てて…」
女性「そう…時間ある?少し話さない?」
私「あ…はい。」
私は女性の隣に緊張ぎみで座りました。
女性は、「今いくつ?」とか「何処から来たの?」とか質問してきました。
話してるうちにわかったのですが、女性は右手で左手の二の腕をずっと掴んでいました。
最初は、癖かと思いましたが、私には左の二の腕を守ろうとしているように見えました。
不思議に思いながらも、私はトイレに行きたくなり、かしてもらう事にしました。
トイレから出て、女性の所に戻ろうとすると…
なんと、最初から左手を放さなかった右手が放れています!
私は築かれないように、そっと女性の行動を見ていました。
女性は、冬にコートの下に着るような、暑そうなパーカを脱ぎ、Tシャツになりました。
「今まで暑かった」と言う思いが伝わってきました。
「だったら最初から脱げばいいじゃん」と思い、戻ろうとした時、ある事に気付きました。
左手に恐ろしい程おおきいあざがありました。
私は思わず腰をぬかして、尻もちをついてしまい、女性がこちらに気付きました。
女性「見たな!!!」
女性は狂ったように台所に行き、包丁を持って来ました。
そして私に近づき…
女性「殺されたくなかったら誰にも言うなよ」
私は無我夢中で何度も頷くと、靴を履き、全速力で逃げました。
皆さん、どうかこの話しは、誰にも話さないで下さい。
怖い話投稿:ホラーテラー あいさん
作者怖話