【重要なお知らせ】「怖話」サービス終了のご案内

短編2
  • 表示切替
  • 使い方

斑ノ様①

世の中には恐ろしいモノが数多く溢れている

私の体験が心霊的なものなのか、ただの幻覚なのか私にはわからない…

ただそんなの関係なしに恐ろしい体験を私はした

当時高ニだった私は幽霊や呪いといったオカルト系のものを全否定していた

強がりからくるものではなく、本気で 下らない としか思っていなかった

それでも 周りにオカルトが好きな奴らは何人かいた

こっくりさん、キューピッド様、肝試し…色々と友人達に付き合わされやるはめになったが何も起こらなかった。

ある日友人の一人が提案した

「今度面白いネタがあるから俺ん家来いよ」

この提案者をAとする

私の他に後二人ほどくることになった(以下BとC)

なんでも四人必要らしい

私は乗り気じゃないながらも承諾した

興味がないのは事実だったが、どこかで期待していたのかもしれない

この期待はある意味裏切られなかった

しかしそれは私の想像を遥かに越えているものだった

何日か経ちAが言う

A「準備が出来たから今日学校終わったら俺ん家来いよ」

BもCも了承し、学校が終わったらAの家へ向かうことになった

準備が出来た と言っていたのが妙に引っ掛かった

そんなに改まったものなのか

Aが面白いネタがある

と言った時点でオカルト系なのは容易に予想出来たが、どうせ新しい心霊スポット発見程度だろうと思っていた

学校が終わりAの家に着く。

Aの家には誰もいなかった

そしてAの部屋へ上がる

いつもなら雑談やだべってから本題に入るのだが、今日はいきなりだった…

A「とりあえずこれを見ろ」

テーブルの上に置いたのはナップザックのようなバック

それとは別にローソクとライター、塩がテーブルに置かれていた

ナップザックをテーブルに置いた音を聞くと結構な重さがあるようだった

Cがナップザックを開ける

「うわぁっ、なんだよこれ…」

Aはニヤニヤしながら見ている

俺とBが恐る恐るナップザックの見ると、中にはニワトリの死骸が入っていた

俺もBも無言になる

純粋に気持ち悪かった

Aはそんなのお構いなしに喋り出した

「今からやるのは 今までやってきたような遊び半分なものじゃない、俺も聞いたことしかないが 斑ノ様(まだらのさま) と言うれっきとした呪術だ」

「斑ノ?なんだそれ」

ニワトリにはびっくりしたがここにきて冷めてきた

すいませんが続きます

怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん  

Concrete
コメント怖い
00
  • コメント
  • 作者の作品
  • タグ